矢祭町議会 > 2021-09-14 >
09月14日-02号

  • "社会復帰"(/)
ツイート シェア
  1. 矢祭町議会 2021-09-14
    09月14日-02号


    取得元: 矢祭町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和 3年  9月 定例会(第5回)          令和3年第5回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第2号)                    令和3年9月14日(火)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  自立総務課長     鈴木直人君   町民福祉課長     大森秀一君  事業課長       古市 賢君   教育課長       高橋竜一君  会計管理者      菊池基之君   代表監査委員     鈴木邦美君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。 鈴木邦美町代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いいたします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。--------------------------------------- △大森泰幸君 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君、登壇願います。 持ち時間は60分です。11時2分までです。     〔3番 大森泰幸君登壇〕 ◆3番(大森泰幸君) おはようございます。マスクを外させていただきます。 コロナ禍の中で、私も体調を崩しまして、そういうときの、コロナに遭ったときの思いはいかばかりかと思っているところです。 今日は、最初に健康福祉行政について、東白川地方のコロナ禍の現状、そして、今後、有効であるというワクチン接種の見通しはどうなのか伺います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 東白川郡の今後のワクチン接種の見通しについてお答えをいたします。 今現在、集団接種につきましては、塙町が8月、棚倉町、矢祭町、鮫川村が9月に終了の予定となっております。この集団接種で、ある程度希望した、まとまった希望者の方が接種を終えるかと考えております。 それから、その後の個別接種についてでございますが、郡内の医療機関で、棚倉町、塙町が9月から、矢祭町、鮫川村が10月から実施する予定となっております。 なお、この個別接種につきましては、集団接種で予定が合わなかった方とか、あとは接種を見合わせていた方が、少数だと思うんですけれども、これから個別接種ということで実施していく予定になってございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 引き続き若年層の、あるいは学校通学の接種も必要ではないかという、そういう都市部での拡大しているところでの情報もありますので、引き続き検討をお願いしたいと思います。 続いて、2番目、これに関連してですけれども、自宅療養ということで、感染拡大の中で医者に診てもらえないとか、その過程で亡くなられたという不幸な事態も起こっています。私も酸素が少ないときの、そういう経験をしまして、酸素濃度がどのぐらいかというのを指すのがあるんですけれども、90過ぎて、80台になると非常に大変な状況でした。たまたま、私はコロナでなかったので、そういう点では戻ってきて、今こういう形なんですけれども、これぜひ自宅療養の政府方針の中で、万が一の場合に、今、状況はそういうかかった人がどういう状況かがつかめているのか、つかめた場合には、そういう深刻な状況にならないための手だてを、今、矢祭町として、あるいは東白川郡としてはどのようにお考えなのか、それをお聞きしたいと思います。課題ということで。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問、お答えしたいと思います。 今の質問は、自宅療養者の対応についての質問ということでよろしいのかなと思うんですけれども、まず、自宅療養につきましては、軽症者等が外出しないことを前提に自宅での療養を行うものでございます。 自宅内における感染防止対策、必要な医療の提供については、保健所等で指導を行っているというようなことでございます。また、保健所では、健康状態の聴取を最低1日1回は実施しているというような状況ということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。
    ◆3番(大森泰幸君) この点では、保健所が大変手薄になっているということもあって、保健所の連絡が、都市部の場合は取れていないということですけれども、この東白川郡では、そういう不幸な事態がないように順次検討しながら、これらの人が不幸な事態にならない、回復して健康に戻れるように、そういう体制をぜひ町村会長としてもよろしくお願いしたいと思います。 次に、3番目です。 健康福祉に関わって、夏の定期健診が行われました。今後、定期健診と併せて、コロナ禍がどういうふうに進行するにしても、町民の健康状況、それがくまなく把握できていると、非常にこれは、もし事態が深刻になるようなコロナの場合でも生かされるなという体験を私もさせていただきました。 病院に行って、どういう健診状況か、今まで直近のもの見せてもらえないかというので、私も入院してからですけれども、直近の健康診断の状況を見せて、そして、次の病院に移るとか、あるいは、こういうふうにしたほうがいいとかいうようなこともありましたので、今回、コロナ禍の中で町民の健康把握のための定期健診の人数は、昨年と比較して、あるいは現状はどうなのかということ、ちょっと気がかりなもんですから、お聞きしたいと思います。 そして、次年度以降は、これを向上させる、あるいは、維持させるというか、改善していくというものがありましたら答弁をお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、2つ質問あったかと思うんですけれども、町の定期健康診査、各種がん検診ですか、人数等についての質問かと思います。 まず、本年度は特定健診及び各種がん検診につきましては、議員さんおっしゃったとおり8月24日から30日に、保健福祉センターのほうで実施してまいりました。検査人数につきましては、特定健康診査が、この方は40歳から74歳の国保加入者が対象になりますけれども、昨年より37人多い受診者ということで、受診率につきましては55.7%ということになっておりまして、前年に比べて4%のアップになっているということで、今の状態でございます。また、がん検診につきましては、まだ途中でございますが、昨年の受診者数よりは多くなる予定でございます。 それから2つ目でございますが、次年度以降の課題についてということでございます。そちらにつきましては、本年度は保健福祉センターでの会場が2年目ということもありまして、コロナ対策とか、熱中症対策も行った上で実施しておりまして、健診率が向上したので特に大きな課題はなかったかと思っております。今後もさらなる受診率向上を目指して頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 1か所になりましたけれども、そういう点で心配していたのと比べて増えているということですので、今まで地域でやっていた方で、来られないような人のフォローというか、そういうことも聞いていただきながら、さらに向上を図っていただければと思います。 次に、4番目です。 今後、町の生活支援策ということで、これは全般に関わる問題として、お金の問題ということで、ちょっとお聞きしたいと思います。 新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金について、町のほうにお聞きしたところ、今までに出ている金額が2億5,400万というようなことです。それで、これまでに使っているのが3億196万円というような金額もお聞きしたところでございますけれども、今後、引き続き生活支援策というのが国のほうのいろんな政治の動きを見ていますと出てくると思いますが、町長のほうに心積もりというか、今後、引き続きこういう要請をしながら、生活支援策をしていくと、非常に重要な内容だと思いますので、現在の心積もりをお聞きしたいと思います。決意で結構です。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今後、今のコロナ禍の社会で大変です。国民、町民、全てが苦しい思い、厳しい思いをしております。事業関係も大変な、宿泊業、観光業、飲食業、今まで、かつてない経験というようなことで、今後しっかり国のほうのコロナ対策、今、菅さんもなかなか厳しいと思いますが、今後、こういう政権与党のほうでしっかり生活の支援策というか、こういったものは大事なことですから、県一同、我々町の行政としてもしっかり対応していく覚悟でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) もし課で付け加えることがありましたら、よろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、質問、付け加えることということでございまして、お答えしたいと思います。 保健福祉行政につきまして、町独自の生活支援については今のところ特にないんですけれども、国からの支援ということで、町並びに社協が窓口になって行っているものについて、お答え、何点かしたいと思います。 国の支援策として、今現在、緊急の小口資金ということ、それから特例として、特例支援資金ということで、こちらは社会福祉協議会のほうが窓口になっておりまして、実施しております。なお、これは本年の11月末日まで延長になったというような情報が入っているところでございます。 それから、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金につきましては、こちらハローワークが窓口になっているということで、こちらも11月末日まで延長になったということでございます。 それから、新型コロナウイルスに伴う傷病手当金、これは国民健康保険のほうですけれども、その支給については、こちらも12月末日まで延長になったというようなことでお伺いしております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございます。 それでは、教育行政についてお伺いいたします。 コロナに関わる部分もダブって重なっておりますけれども、大きく言って、安心安全でゆとりある学校教育をどうこれから進めるかという問題でございます。 1番目に、こういう中で、東白川地方の小中学校の夏休みの期間、これが新聞報道でほかの地域よりも短いというか、前倒しになったという、この配慮事項でもあるかとは思うんですけれども、それについて、なぜなのかお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 議員ご指摘の小中学校夏休み期間短縮ですが、平成31年度より実施をされているもので、当時、新しい学習指導要領により、外国語学習やプログラミング教育を実施するための時間確保が必要であったということを受けて検討したものであるというふうに承知をしております。 このこと自体は全国一律で生じた課題ではありますが、その解消策として、各教育委員会の判断によりまして、平日の授業時間を増、もしくは土曜授業の増などの方法で対応する自治体もございましたが、東白川郡においては、教育長会議等での議論を経て、夏休みの短縮により対応することとなったというものでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これについては一長一短というか、それぞれ教育の専門家の中で、今後こういう場合の夏休みの扱い方等、矢祭の子供たちに一番いいものを模索しながらの過程ですので、一概に評価はできないと思いますが、今回を踏まえて検討していただければと思います。ゆとりのあるということと、教育の内容について子供たちに定着させていくという問題が、両方非常に難しい課題ではありますけれども、うまくいくように願っているところでございます。 2番目、GIGAスクールの学校支援策を伺いたいと思います。 この点については、GIGAスクールで、ボノという会社と、それからVSNでしたか、ちょっと正確じゃないかもしれませんが、協定をしまして、その後、どのように進んでいるのか、それ以外の関係での業者委託ということも入ってきているようですけれども、これらのスタートからの関連を含めて、今、GIGAスクールでの子供たちへの支援はどうなっているのか。ちょっとそれをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 GIGAスクールの学校支援策という観点でございますが、矢祭町では8月26日に小中学校においてタブレット贈呈式を行いまして、本格的に小中学校における1人1台GIGA端末のGIGAスクール構想がスタートしたという状況でございます。 支援策としては、これに先立ちまして、教育委員会におきまして、小中学校の教職員を対象とする各種研修や運用方法等に関する協議の場を積極的に設けてきたところですが、運用開始後の支援策として、主に次の3点を軸に考えているところでございます。 まず1点目ですが、GIGAスクールアドバイザーGIGAスクールサポーターの配置ということでございます。これはタブレット端末はもちろん、各種ICT機器の操作に関する先生たちの疑問解消であったり、これらの準備に関する時間の短縮を図るほか、ICTを活用したフォームの効率化まで幅広く対応するための専門家を配置するということでございまして、特にここの部分でVSNとの協定を生かしまして、VSNからの派遣で1名、こういった専門的な知見を有する者を置きたい、さらに、支援員の育成に関してもできるだけ短期間でVSNの知見を活用して育成をしていきたいというふうに考えているところでございます。 2点目はモデル授業、モデル研修の提供でございます。タブレット端末の導入によりまして可能になります遠隔授業や探求学習など、新しいタイプの学びを体験できる機会を教育委員会主導でつくり出したいと考えております。これにつきましては、学校教員の負担増にならないようにということで、教育委員会、特にボノとの連携を生かしまして、こういったものを提供できる体制の構築を目指してまいりまして、現在、募集を開始する準備を進めているというところでございます。 3点目は、モバイルルーターの導入でございます。先日、調査したところ、おおむね1割強の家庭ではインターネットへの接続環境が整っていないということで、これらの家庭への支援策が必要であると考えておりまして、モバイルルーターの貸出しを解決策の一つとして実施する予定でございます。これにおきましては、9月半ば、そろそろ調達ができそうでございますので、これらの家庭への設営に関しては、できるだけ地元事業者の力も借りながらやっていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 多岐にわたって、今、話していただきましたが、子供たちが教師を中心にして回っていくという実感が持てるというのも、ぜひ配慮していただきたいなということです。今までの子供と先生の関係、それも大事にしながら、それがより有効になるというのがやっぱり学校現場では非常に重要ではないか。学校の子供たちの安心感、安全感というのは、そういう身近に育ててくれたという先生との関係も大事だと思いますので、改めてそこを強調したいと思って、この質問をしたところでございます。 それでは、次に、教育委員会として、子供達安全安心ということで、今、話をしましたが、そういう点での配慮、今、教育長さんは、教育長代理という形で機能していると思いますが、ここでは課長さんに答弁していただくことになるかと思いますが、学校生活、夏休みの間に田川での実体験ということで、商工会が応援して鮎のつかみ取りとか、そういう肌で感じるものもしておりますが、タブレットオンリーではなくて、こういうときだからこそという教育界でのそういう自然に触れるという、そういう感じの教育者の論調も出ていますので、ちょっとその辺、課長さん、または町長さんでも結構ですが、今後の矢祭の教育に関わって、GIGAスクールということだけに関わらず、ちょっと今考えていることがありましたらお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) それでは、ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 子供たちが安全安心にゆとりを持って学校生活を送るということについては、教育委員会としても最大限の関心を持って取り組んでいくべき課題であると捉えておりますが、特に昨今の環境を踏まえた場合に、次の3点に重点を置いて取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 まず1点目は、新型コロナウイルス対策ということでございます。 コロナ対策については、これまでもできる限りの対策を講じてきたところではございますが、12歳以上の子供のワクチン接種、近隣におけるPCR検査陽性者の発生など、環境は逐次変わっておりますので、これらの対応で混乱が生じることがないよう、学校現場と教育委員会の連絡調整を密にしていくことが大切だと考えております。 2点目は、通学路点検の実施でございます。 千葉県八街市での事故を受けまして、矢祭町でも速やかに小学校PTAや中学校生徒の協力を得て、危険箇所の洗い出しを行ってまいりました。今後も関係部署と協力しながら、子供たちにとって安全な通学路を確保できるよう努めてまいりたいと考えております。 3点目は、教員の働き方改革でございます。 子供たちがゆとりを持って生活するためには、先生方がゆとりを持って子供たちに接する時間を確保することが肝要であると考えております。先ほどはGIGAスクールのお話が出ましたが、実は教育委員会としては、このGIGAスクールというのは、この先生たちのゆとりを生む意味でも、意味があると考えております。今般、タブレットの端末の導入など、学校現場のICT化が進みますと、これをうまく活用さえすれば、先生たちはこれまで事務に充てていた時間を、子供たちに接する時間に充てることができるようになります。 また、遠隔地の専門家と触れ合えることで、現場においてこれまで先生が提供できなかった知見を、専門家から与えてもらうというような形で、子供たちに自然に触れさせる手法というのも、これ幅が広がってくるということでございますので、議員がご危惧されているような、GIGAスクールによってデジタルオンリー、子供たちの世界がデジタルオンリーになるということがないよう、GIGAを通じて、できる限りこれまで以上に先生と子供が向き合っていく、そして、矢祭の自然をきちっと体感するというような機会を増やしていけるよう学校現場とも意見調整をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 新たなGIGAスクールの広がりということを目指しているというのをお聞きしまして、さらに先生方がわくわく、子供たちがそれによって自分たちがこの学校いいなと、この町いいなという、そういう広がりのある学習に発展することを期待しております。よろしくお願いいたします。 次に、一般行政に移ります。 町づくりの基本方向について、これは基本方向の観点については、まず最初に町長にお聞きしたいと思います。いろんな角度から、小さくても輝く町ということで、合併しない宣言をしたりしてきている町、これは注目されてきていたところでございますが、今、その輝きをもう一度いろんな角度から、町民全体で検討しながらやるという時期に来ているのではないかと思います。 そこで、町長に問題提起を含めてお伺いいたします。 町中心街の開発ということで、今進められていますが、山間地を衰退させないという諸方針、地方政策も含めて町づくりをすることが重要ではないかと、そのように思っておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま大森議員の質問、大変今の町づくりには欠かせない質問だと思います。本町の発展には欠かせないと思っております。この町も面積の8割が山間部ということで、山林ですから、やっぱり農山間地の振興というのが、やっぱり中心地のにぎわいを活性化するというようなことも非常に今後大事な視点にはなってくると思います。 特に今、コロナ禍の社会ですから、当然、新しい社会づくりの中での施策づくりというものをしっかり考えていかないとと思います。また、これ日本は人口減の社会構造に入っていきますから、昭和40年代、50年代の高度成長とは全く別のパターンですから、年々人口が減りながら町のにぎわいを、山間部のにぎわい、農業、林業の発展の振興をつくるという、そういう時代に入りますから、ということは、今度は関係人口、交流人口、今、地域おこし協力隊、そういった方々とともにやっぱり町づくりの原点を考えていかないと、これからの町の振興策にはならないかと強く思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 先日、地域おこし協力隊の方の話を、私残念ながら聞けなかったんですけれども、日頃、影山さんという方の話を聞いておりましたら、追分の地域で何とか開発したいんだということで、3年間で、あと1年半ぐらいですか、そんな状況の中で、あそこの分校の場所の草を刈ったり、何か地域の人と接することができればなんていうようなことで、地域の議員さんとも話をしたり、接することもあるようでございますので、いろいろこういう問題も含めて、今後、総合的に考えていく課題として、それぞれの地域で進めていただければ、今の町長の決意、ぜひ実現する方向で進めていただきたいと思っております。 そこで、今度はまちなかの問題ですけれども、4月1日公示、4月7日締切りということで、まちなかコミュニティ向上事業ということでの業者委託というのがありましたが、これは競争入札ではなくて随意契約だったかなと思うんですけれども、今、これ1,000万ぐらいで1年間の間に成果を上げていくということで、町の方も含めて、あるいは外の人も含めて町おこしということのようですけれども、これの経過、そして、今どうなっているか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まちなかコミュニティ向上事業につきましては、プロポーザル方式で契約をいたしました。1社のみの応募でございまして、一般社団法人CSV開発機構が受託しております。 この取組といたしましては、関係人口との関わりを持ちながら、広い意味での地域課題、例えば、地域資源の活用であったり、町のPR、買物支援やマーケティング等に、地域で取り組む体制を整え、地域課題の発掘、解決ができる人づくり、地域づくり、場づくりを行うことを目的としております。 今年度については、食べる「食」を入口に、企業と連携してふるさと体験や料理体験等のモニターツアーを開催したいと思っておりました。ところが、新型コロナ感染症がまだ蔓延しているということもありまして、夏のモニターツアーについては中止としております。なお、今後のコロナ収束を見据えまして、連携企業でありますオレンジページや日本ユニシスの担当者が、矢祭町で現地視察を先日行ったところでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これに関わっては、地元の関わり方、どのような方がどのような応募の仕方、あるいは募集の仕方でなっているか、ちょっとお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) この事業、昨年度からの継続事業でございますが、協力隊員の協力も得ながら、料理体験につきましては、町内の女性の方、3名の方に協力いただいて、矢祭町で日常食べているような料理を、おもてなしという形で首都圏の方にも提供したいということを1つ考えております。 それから、矢祭町の食材を今度首都圏に販路拡大していきたいというところで、コロナ禍でなかなかこちらから出向いて行けないということもありますので、スマートフォンのライブ配信を活用しながら、矢祭町の畑とリアルタイムで消費者等を結びまして、そのライブ配信を見ながらこの野菜が欲しいとかという注文ができるようなシステムがつくれないかというようなところも検討しているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これらの取組ということで、いろいろ今までゲストハウスとか、そういう形で国のほうの政策、補助事業というようなことに関わって、町が事業を立ち上げてくるという経過もありますが、地元の中でも非常に乗っている、そういう一緒にやりたいというような事業の1つかと思いますので、その点ではオープンに、より有効にということで、この企業が一番ふさわしかったのだと思いますが、そういう点でも非常に期間が短かったので、私はどうしてこれなのかなと思いましたけれども、適材適所というか、そういう委託業者だったというふうに考えてよろしいでしょうか。最後にちょっとそこ。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 昨年度の実績もございましたので、随意契約ということも検討しましたが、今年度の企画を見て判断したいということがありましたので、プロポーザルという形を取らせていただきました。企画書を見て、今年度の事業をお任せするのにこの企業がいいということで判断をしまして契約をしております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 最後に、町長のほうにお聞きしますが、これ要綱によりますと事業課で選定委員会というんですか、そういう形で選定をしているようですけれども、町長の関わり方について、町の事業ですのでお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 私の関わり方というか、これはまちなかコミュニティの向上事業というようなことですから、やっぱり私は全般的に見て、この矢祭の町の発展を考えていくのには、どういった事業の施策が一番時代に合っているのではないかというようなものを具体化をしながら、やっぱり事業課のほうに指示を出しながらやっていくつもりではいます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは3番目、これらの取組と関連しながら、より町づくりの基本方向を進めようとしている矢祭町にとって、今回それぞれの町民の意見をということで、意見採取するのは、これは非常に期間が短いなと思うような内容で回覧が回ってきましたけれども、矢祭町過疎地域持続的発展計画、これは第6次総合計画とダブっているような内容であり、これに過疎地域の矢祭町については応援すると、応援にふさわしいようなものをぜひ出せというような国の政策かなと思っておるところですけれども、これについて、初め、町長のほうからどういう位置づけでこれを取り組もうとしているか、今後、町の町民の意見は聞いたけれども、それで終わりだというようなものではないと思いますので、その見解をお聞きいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、大森議員が言われたように、第6次総合計画とダブっているんじゃないかというような、ダブるという意味じゃなくて、この計画は、令和3年4月1日に過疎地域の持続的発展に関する特別措置法が制定されて、過疎からの脱却のための基本的な計画というようなことですから、6次計画と併せながら、この社会の変化の時代を取り入れながら、議員の皆様方の意見、そして、町民の皆様方の意見をしっかり聞いて、この過疎地域の技術促進、特別措置というようなものを考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございます。 それでは、具体的な問題を1、2点課長のほうにお聞きしたいと思います。その中で、ぜひ集会所問題、あとの投票所問題と関わっているんですけれども、集会所の役割というのは、山間地域でいろいろ今までも定期健診、あるいは納税の相談で還付金だとか、何かをやるついでに、いろいろ納税を相談したり、高齢者活動のいきいきサロンだ何だと、高齢者の活動に非常に重要な役割を果たしてきたと思うんですけれども、そこで、維持の再検討というのも出ているようですけれども、今後、まずその点をどのように考えているか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、集会所の役割というようなことで、あとニュータウンの移住者の支援ということも一緒に兼ねて、大森議員よろしいですか。 ◆3番(大森泰幸君) それ結構です。最初のほうだけちょっと。 ◎町長(佐川正一郎君) この集会所の今まで各地域の役割というのは、しっかりあったと思います。定期健診や納税、そして、高齢者の活動、そして、区の会議、区会というようなものでありましたが、ここやっぱり人口減少の中に入って、行政の効率も考えていかなければなりませんから、健診の場合には1か所、そして、納税相談というか、納税の申告も各地域で行いながらやっていきたいと思います。 それに今度の選挙の投票所のやっぱり縮小ということもこの行政の改革というか、そういった効率をやっぱり考えていかなければならない時期に来ていると思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 自立総務課長のほうで、今後、選挙投票所の問題は後でちょっとお伺いしますので、効率化はあるんだけれども、最大限山間地域、これを衰退させないという位置づけとの関係で、今どのようなお考えなのか、ちょっとお伺いできれば。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、各地区にございます集会施設等につきましては、議員おっしゃられるとおり、これまでは主に会議であったり、趣味のサークルであったり、また地域の交流、レクリエーション等の場として活用してきたというようなことでございます。昨今、そういった行政の効率化等もございまして、健診であったり、税の申告相談であったりというところを集約して行っておる状況ではございます。こうした状況の中でも町民の方から様々なご意見をいただいて、そういったところを参考にしながら進めているという状況でございます。 健診等につきましても、集約をしたことによって大変いいと言っていただいている町民の方もおいでになります。やはり空調等が完備されていて、熱中症であったり、コロナ対策等も十分にできるという、また、トイレ等も保健福祉センター、なかなか集会施設のトイレですと不便を来しているような状況もございますが、そういったところで大変きれいなところで健診が受けられるということで、大変喜んでおられるような方も多くいるというようなこともお話を聞いておりますので、そういったこともいろいろ町民の皆様のご意見をお聞きしながら、少しでも各地区の集会所についても、やはり今後どのように活用していくかということを、やはり地元の住民の皆様から多様な活用方法についてお話、ご意見等をいただきながら、町としても検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございます。 この項目の中の、ニュータウン移住者支援事業というのが、この計画の中にも入っておりますけれども、当初、役場の方と一緒に、まだ建物を建てない人をお誘いしたり、広報で宣伝したり、こういう場所ですよというようなことをしながら入居者を増やす、宣伝をするというようなことがありましたので、今後、これは要望を含めてなんですが、住民、大体の区長が一生懸命自分たちの場所をということで、よりよくしようということもありますので、ぜひそういう行事があったら、お互いに協力し合いながら売り出しとか、何かも含めてやってはどうかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの大森議員の質問ということで、大変、今、ニュータウンの移住者というのが、町内でも子供の数が一番多い地域になってきまして、先日、大森議員と、ニュータウンの広場、子供たちの遊ぶ広場の点検というか、こういったものも意見を聞いて、公園の整備はしっかりやっていきたいと思います。来年度にはそういう計画を立てながら、そして、あとは子供たちの安全整備、やっぱり道路から白線が消えていたり、水たまりが多くて滑るというような子供たち、その辺の通学路にもバス通ですけれど、そこまで来るまでのあれがありますから、そういった整備もやっぱりしっかり考えていかなければならないと思います。 地域住民もこれからのニュータウンの移住の支援ということで、販売を手伝っていただいたり、いろいろそういう今後ニュータウンの行事等も、しっかり町民以外にも発信しながらニュータウンの支援事業の向上には努めてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) どの地域でもそういう問題があって、それぞれの議員さんから、地域の区長から話があると思いますので、引き続き地域を大事にするということで、よろしくお願いしたいと思います。 さて、一般行政の部分で、先ほども触れられてきておりますけれども、投票所の削減問題についてですけれども、マイナスになる部分、数多くの区長さんの話を聞いて、対象者のところに行ったんですけれども、書くとなるとちょっとねということで、実際上、選挙管理委員会に声が届いてはいなかったと思います。私は議員ですけれども、それらの中で感じたことを選挙管理委員会宛てに投書したところでございます。 やっぱり山間地の人口を食い止めるという大きな問題と併せて、今まで一生懸命自助努力をしてきている、そして自分たちの住んでいたところからニュータウンに息子さんが来たり、お孫さんがそこで育っていると、そこに行ったり来たりしたいというようなことで、いいねというような話も、そういうことを聞きながら、自分の住んでいるところにニュータウンの息子さんなんかが草刈りやるときに行ってみたりするという、そういうこともあるので、住めば都なんて、都という言い方はふさわしくないかもしれないんですが、田舎の人は自分の住んでいるところが最高だよということですので、そういう点で、今回、投票所削減を決定して進行しているようでございますけれども、場所によっては、その場所で、今までと比べて利便性が悪い、こうしてもらったらいいなというようなことを、要望をぜひ聞いていただきたい。行政も聞いていただきたい。それがふさわしいやり方かどうかはいろんな検討を多角的にする必要がありますが、バスを動かすことを案に出しているところもありますし、それはまずいなというような意見もありますし、投票所に行くのにどうしてもというところは、タクシー無料というような町の、あるいは市の施策もありますので、この矢祭においては、利便性を今までは行けたんだけれども、今度はって、自分の周りの人に言うくらいだったらとか、親子関係でもとか、いろいろ今まで関わってきているのを、この際どこでどんな意向があるのかというようなことを本格的に山間地域の人の声も聞いていく、それがやはり過疎地域としての、町なかと山間地域、これを衰退させないで両方進めていくということになると思いますので、最後になりますが、町づくりの視点を含めて検討してほしい。コロナ禍でもあることですので、田舎のそういうところだと余計に住みたいんだという人も宣伝によってはあるのかなと思いますので、この辺、選挙管理委員会の事務局でもあります課長に、その辺、引き続きプラスアルファの利便性を高めることで、ご意見がありましたらちょっと見解を伺いたい。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 まず投票所削減に伴う支援策について、何か考えがあるのかというようなことでございますけれども、現時点におきましては、特に何らかの新たな対策等を講じるというような考えは持ってございません。新たな投票所での投票事務につきましては、次期衆議院の議員総選挙から実施をしたいというふうに考えておりまして、その投票の状況と町民の皆様の投票状況を調査確認等をしながら、今後、そういった投票の結果等も踏まえながら、そういった対策が本当に必要になってくるというようなことであれば、やはりそういったことも考えていかなければならないと思いますので、そういった結果等も踏まえながら検討してまいりたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、この問題については、この大事な政治の日本の進路を決定するような、左右するような選挙にもなりそうですので、ぜひそういう利便性も考えながら引き続き検討していただくことを要望して次に移らせていただきます。 最後に、防災と土木行政ですけれども、ハザードマップが配られて、今回、議員にも改めてそれが提示されておりますけれども、今、改めて水害で高地原の橋が流されて、県知事もお見えになって、そして、いよいよ開通するという間近に迫ってきているところでございますけれども、ここでは第一次避難場所、山村開発センターということになっているんですけれども、町の中心の方が避難する場所で、もし田川の水害、あれがあった場合は、第二次避難場所に移らなくちゃならないのではないかと、大子のほうで起こった場合には、1回避難した場所から移るのは非常に難しいと、そこに行くべきか、どうすべきか、うちにいたほうがいいかどうかということがありますので、今の段階での町民を守る手だてとして、この第一次避難所の位置づけ、その後、予想される、想定外とも言えないような状況も起こりかねませんので、その辺についてまずお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 ただいまの質問は、第一避難所の検討を含む町民の命を守る手だてについてということでございます。 まず一次避難所の検討につきましては、町といたしましては、山村開発センター、それから、矢祭小学校及び中学校体育館、矢祭町体育センター、保健福祉センターを一次避難所として検討しておるところでございます。なお、災害情報や久慈川の水位、雨量を考慮しながら、どの避難所を開設するかが重要でありまして、一次避難所につきましては、久慈川の浸水想定区域も考慮しながら、状況に応じて開設場所を決定したいというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) この場合、この前地震のときちょっと、大きな地震というのかなと思ったときには、そこに駆けつけたのは担当の職員と、その職員が町長にということですけれども、これは言わずもがなですけれども、町長が直接判断するのに、こういう場合、第一次避難所を開設するような場合には駆けつけて、最初に町長の判断をするということでよろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) このハザードマップ、千年に一度の想定ということで、48時間で600ミリというような、当然これ今の災害は予期できない災害がたくさん、本年度も熱海とか、九州のほうでも起こっていますから、私は全体を見れば矢祭防災の日ということで、10月12日を制定して、高地原の一昨年の豪雨の災害、やっぱり高地原の今度開通式も間近になると思いますが、10月12日を矢祭防災の日として、町民に自分の命は自分で守るという、自主防災という、そういうやっぱり気持ちが防災・減災は一人一人の思いでありますから、そういったハザードマップを作って、そして、防災・減災に対する知識、意識を持って各自がやっぱり自分の周りの環境を自分の存在場所、どういうところにいるかというものをしっかり捉えて、災害は、これみんな地区、地区、みんなそれぞれのコースが来ると思いますから、一概に一次災害で山村開発センターだけに避難させるというものでも何でもないですから、やっぱりこれは災害の状況によっては判断しながら、あとは久慈川の水位も判断しながら、むやみに避難指示ばかり出しては、これ大変なことになりますから、その辺の判断とやはり決断もこれ担当課としなければならないですから、今回の19号の台風もやっぱりしかり同じです。どういった場所で、どういうところに避難所をするかという、それもやっぱりこれ決断していかなければ、一刻を争う災害ですから、そういったものは普段行政のほうもしっかり、行政としての危機管理の役割を持ってもらい、そして、町民もやっぱり自主防災、減災ということも考えて、自分の命は自分で守るというのが一番大事なことですから、そういった意識の高揚には、今後しっかり防災の日を通じながら発信していきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今、話されたことについてですけれども、町民、私どももそうですけれども、自分の命は自分でというのが、私たちが言うのは当たり前の感覚として分かるんですけれども、町、町長として、全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する、国は全ての生活部面について、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないということで、やはり今回、コロナ禍の中で言われている内容については、もう町長は知った上での、自分で自分のことをと言っているんだということは重々分かった上で、改めて町としてもお互いに最高の努力をするという防災の感覚で臨んでいただきたい、臨みたいというふうに思いますので、今後とも行政の皆さんに強く要望したいところでございます。 さて、災害復旧は特に10.12というような防災の日とすることに、今、話をお伺いしたところでございますが、もう全て完了しているかどうか、事業課関係だと思いますが、まだ残っていて、困難なところがありましたらお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 令和元年発生、台風19号に係る災害復旧につきまして、災害査定を受けました農林土木復旧工事につきましては、高地原橋復旧工事を除いて完了しております。また、災害査定に上がらなかった町単独事業についても、今年度中の完成を目指しているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 土木行政についての年次計画の速やかな実施について、先ほど道路の白線は早急にということなので、これは年次計画であるところについては、ニュータウン以外でも見られるところですので、早急にという町民の願いでもあると思いますので、町長の要望に応えるという決意を皆さん期待しているところだと思います。 そこで、最後になりますが、土木事業の年次計画で、これは災害とは関わりませんが、最後にこの質問で終わらせていただきます。困難な事業があるかどうか。伺います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 昨年度におきましては、県内で災害復旧工事が集中したため、コンクリートやブロックなどのコンクリート製品が不足しておりましたが、現在は解消されております。しかしながら、県や他町村では引き続き災害復旧工事が行われており、技術者や作業員等の人員不足が懸念はされているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今まで、るる答弁していただきましたけれども、事業に関わる行政の立場はよく分かりました。ただ懸念されることは、全ての計画の中で、今、自助努力と、これが非常に強調されております。 しかし、政治の流れの中では、自助努力ということと併せて、今、もう精いっぱいの自助努力をしているということで、その自助努力に応えたところで、行政に対しての協力の地域での声が、今、矢祭町でも非常に起こっています。各関係団体からも、商工会はじめ、非常にたくさんの協力、いい知恵、提案が出てきているところだと思います。その結果が、地方創生資金による今回のプレミアム商品券などにつながったり、まだまだいろんな意見、もっとこうしてほしいというような意見があると思いますので、行政への今後、お互いに町民、議会の議員の意見も聞きながら、より一層矢祭町の向上に努めていくという、そういうことを決意、要望ということで終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時10分といたします。 △休憩 午前11時00分 △再開 午前11時09分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △片野一也君 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので12時10分までです。     〔2番 片野一也君登壇〕 ◆2番(片野一也君) 2番、片野一也でございます。通告に従いまして質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 初めにですが、観光行政、矢祭山公園の環境整備と振興策について質問をさせていただきます。 この矢祭山公園関連につきましては、これまでも2度ほど質問をさせていただいたというふうに記憶しておりますけれども、そういった中でちょっとしつこいようになるかもしれませんけれども、矢祭町観光のシンボル的な存在である矢祭山公園を大切に守り続けていきたいという強い思いがある町民の一人といたしまして、改めて質問をさせていただきたいというふうに感じております。 その中で、まず1つ目といたしまして、景観伐採の必要性についてお伺いをいたします。 矢祭山公園は、奇岩怪石と松のコントラストが美しくて、東北の耶馬渓ということでも評されているところでございますけれども、近年は松が繁茂いたしまして、岩肌が隠れ、どうやらその魅力が半減しているのではないかというふうに感じているところでございます。 昨年でしたか、矢祭山観光資源管理計画検討委員会におきまして策定をされた、輝く矢祭山再生プラン、私頂いておりますけれども、これによりますと公園内樹木のゾーニングの方針といたしまして、桜や松、紫ツツジについては、自然繁殖に任せ必要以上に手を加えないと結論をつけているところでございますけれども、一方で、課題には頂上付近における松の繁殖により、岩肌が見えなくなりつつあるという指摘に対し、松と岩肌の景観共存について検討を続ける必要性もあるということでうたっているところでございます。 確かに、矢祭山の地形を見ますと、伐採等については非常に難しいということになろうと思いますけれども、私、時々山を眺めますけれども、その中で険しくはあるんだけれども、伐採可能と思われる場所も確かに存在するというふうに感じておりますので、でき得る限りの景観伐採をこの際施せないものか、お伺いをしたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま片野議員の矢祭山公園の景観伐採というようなことで、非常に誰が見ても、私が見ても混んできたなという感じは、確かに奇岩怪石の矢祭山公園のシンボルでありますから、非常に技術的にも難しい面もあると思いますが、そしてまた、民間の私有地も東側ですか、ありますから、その辺やっぱりいろいろ検討しながら、できる範囲の伐採というか、そういう除伐をしていかなければならないということも、私も思っております。 また、私も4月から矢祭山公園をちょっと散策しながら見て、やっぱりツツジの植栽も大分桜が大きくなってきて、ツツジが大分日陰になってしまっての感じというか、矢祭山公園はどうしてもやっぱりツツジの公園ということでありますから、その辺も含めて、やっぱり公園の整備の見直しというか、その辺も見なきゃならないなという感じはしています。 また、あと夢想滝まで行っても、遊歩道のやっぱり階段というか、鉄板も大分古くて危険、そして、いろいろ看板等もまた古くなったり、交換しなければならない。そういったものも考えながら、遊歩道の整備もしなければならない。これはやっぱり危険防止ですから、上の明神ですか、行ってももう鉄板のはしごですけれど、かなり腐食していますから、その辺も考えながら、できる範囲、できるものをしっかり考えて今後やっていきたいと思っております。 また、奥久慈公園というのは、これからこの人口減の中で、やっぱり観光地のPR、ただ矢祭山公園だけをPRというよりも、奥久慈の構想、大子町の旧山方町だから、今、常陸大宮、大宮から大体山本不動、棚倉、八溝山のあの辺がやっぱり奥久慈ですから、奥久慈の公園構想と八溝山の天然林のああいった構想も、これから一緒にやっぱり構想していかないと、ただ矢祭山公園だけの発想というよりも、今後は関東圏、大子町、そして、大宮、久慈川流域、塙町、棚倉町、隣は大田原ですね、あとは那珂川町、旧馬頭ですから、そしてやっぱり八溝周辺というと、烏山市までやっぱり入ってきますから、その辺のやっぱりいろいろ観光資源の掘り起こしというか、各町村の必ずそういう観光地がありますから、そういったものを行政間で連携しながら、今後はそういう時代になってくるんじゃないかなというのは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 今、町長のほうから、奥久慈県立自然公園矢祭山という名前でございまして、矢祭山は位置的にも中核をなす、景勝地としても中核をなす場所ではないかというふうに思っておりますので、ぜひとも先駆けて、矢祭山の振興策を考えていただきたいと思います。 今、町長のほうから計画的な除伐というお話がありましたので、その方向に向かっていけるんだろうというふうに期待はしておりますけれども、自然公園という法の下に、規制もあるというところでございますので、これは県のほうの振興局のほうだと思いますけれども、そちらとの協議を進めていただきながら、計画的な除伐というか、景観伐採に努めていただければというふうに思っています。 松はやっぱり松自体も大事なんです。ただ自然に任せて、自然のバランス、先ほど町長が、桜がツツジに対して日陰になって影響を及ぼしているということもありましたけれども、やはりその辺のバランスというものは公園の管理者として大切なことだろうというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 付け加えさせていただきますけれども、親水広場が立派に完成というか、まだ継続しておりますけれども、あそこからの眺望がすばらしくよくなったというふうに感じておりまして、具体的に申し上げれば、夢想滝、桧山方面の山のほうについては、まず第一に除伐の可能性というのが非常に高いのかなと、私は個人的に感想として思っておりますので、全体のバランス、町長のほうで、町当局のほうでよくご検討されていただければありがたいかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 次に、同じく観光行政ですが、町産業観光中核施設整備の具現化についてということでお伺いをいたします。 このことについても、昨年の9月の一般質問だったかと思いますけれども、させていただきましたが、ちょうど1年がたつということでありますので、改めて考えを聞きたいというふうに思っているところです。 皆様ご承知のように、かつては矢祭山商店街と言われて多くのお店が軒を連ねて大変なにぎわいを見せていたというところでございますけれども、現在はとても商店街とは呼べなくなりまして、数店舗が営業をしているというところになりました。 また、これらの店舗も、この先の展望というか、見通しについては、後継者もいないなどの理由もありますけれども、いずれなくなってしまうというようなことが危惧されております。そういったところから、せっかくすばらしい観光地を抱えているにもかかわらず、経済と矢祭山の活気といいますか、それがうせてしまうというのは非常に寂しく思っているところでございます。そのことを大変危惧しているところでございます。 そこで、観光地矢祭山を将来にわたって維持していくという視点に立って、この町が誇れる景勝地矢祭山とともに、町の産業、それから産品をPR、販売などをして、町の魅力を発信することができる中核的施設が、この場所にあってもよいのではないかというふうに思っているところです。 これは先にも質問させていただきましたが、なぜかといいますと、矢祭町については、ほかに誇れる産品、柿や果物、野菜、工芸品などなど、決して数少ないということではないと思うんです。たくさんあるというふうには思っております。これらの魅力を発信する場所といたしまして、生産者やJA、直売所などありますけれども、それからユーパル矢祭などとの連携、さらには民間資本も視野に入れながら、構想を具現化するために早い段階でこういった計画の検討をすべきではないかというふうに思っておるのですが、いかがでございましょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま片野議員の町の産業の観光の中核施設ということで、整備の具現化についてという質問であります。 確かに、今、コロナ禍で人の制限が規制されているのが、今、現実でありますから、なかなか今観光地の振興というのも厳しいものが、今現在はあります。中核施設というと、今、私も4月ですか、浪江の道の駅がオープンということで、土曜日行ってきました。あと今後、福島のインターに、来年の3月に福島道の駅がオープン、今、この中核施設で人が集まっているというのが大体道の駅です。今、最近の道の駅は、大子町が造った当時から見ると、あと里美村の当時とこの目的が違いますから、かなり駐車場と防災も兼ねる、そういう施設を造ってきていますから、かなり浪江も人口が2万人ですけれども、2,000人の、あとは1万8,000人はまだ避難というようなことですけれども、かなりそういった復興資金が豊富にあるということで、かなり大きい、役場の近くに、6号線沿いですから、かなり、えっというような大きい道の駅を造って、あの辺の商店というか、どのぐらい見ますかというと、やっぱり田村から大熊、あと隣の広野ぐらいまでを商店だというようなことで言っていました。かなり今までの道の駅と違って、無印商品が入って、酒屋さんの酒が入って、あと相馬焼が入って、かなり文化的な施設というようなオープンでした。 今、現在聞くと、なかなか平日は厳しいものがあるというようなこともありますから、今後、これ矢祭町、この6次化総合計画の中で、道の駅の構想もこれ挙げていますから、今やっぱり町の商品の魅力度というものは、こういう施設が一番今盛んに、そして、今国の支援もしっかり、防災拠点としながらするとかなり国のほうの支援も大きいというようなこともありますから、今後、そういった対応、国交省とか考えながら、進めていかなければならないんじゃないかという思いはあります。 あと、またこの町の商品の魅力度アップということで、これも先日土曜日、福島の観光物産、コラッセふくしまの1階、中合が閉店しましたものですから、もう土曜日午後、会場、密になっちゃ駄目だって言っているんですけれども、会場はいっぱいです。それはほとんど食品で、矢祭のものもあるかなと思ったら、ごちそう本舗のものがありました。もっと矢祭の商品、桜田館長と話をして、これから矢祭のイチゴ、ラズベリーの話も出ましたから、あとイチゴの話も出て、あと、ああいうコンニャク、ゆずシャーベット、そういったもののPRの活動も福島の観光物産で行うということで、この観光物産は、日本橋にも福島店がありますから、この館長もなかなか一生懸命な人ですから、こういった物産でやっぱり町のものの商品のPR、その中で館長が今、観光物産で取り上げているのが、栗原はるみさんの料理研究家の福島の食材を使ったPRの方法が、今、取り上げているということで、これNHKで放送するというようなこと言っていましたですから、この辺も事業課長と相談しながら、また町の魅力度アップというようなことですから、これには今度町の食材を使う、野菜、米、そういったものを今後PRしながら、やっぱりああいうマスコミの力も絶対に大きいものがあると思います。先日、あばれるの番組の中でもゆずシャーベットのフィルム出たら、もういっぺんに全国から注文が入って、在庫がすっかりきれいになくなってしまうというようなことで、またリピーターもつくんじゃないかということもありますから、そういったことも考えながら、この食材のPRはやっぱりマスコミ等のコマーシャルというか、そういったものも利用していかないとなかなか厳しいものがあると思います。 ここはやっぱりそういう農産物にも恵まれて、先日、青木フルーツの会長も来て、非常にやっぱり生産者の真面目さというものを買って、今後、こういう矢祭のイチゴの産地を深めたいというようなのもありますから、そういった企業とのタイアップも、民間資本というような、これ今、議員さんの中にもありますから、民間資本も視野に入れながら、やっぱり矢祭の産物のPRというか、今後、やっぱり農業というのは非常に私は大事な行政だと思っておりますから、今、福島県でも2020年で新規就農者が204名ということで、福島県で204名ですから、かなり国見にある農業施設の中でも、農業学校ですか、3名募集のところにも10名ぐらい入るというようなことですから、今後やっぱり農産物のPRもしっかりしていけば、今後のやっぱり町の活性化というのはこういう農業のあれは大事なところがありますから、しっかり考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 町長、大分ご丁寧な説明をいただきまして、ありがとうございました。 いろいろ町長の考え方が分かってうれしく思いますけれども、時間の関係もありますのであと1つだけちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、町長、マスコミの力というようなことで、非常にこれが効果的であるということをおっしゃっておりましたけれども、私もそのとおりだと思っておりまして、ただ、今ここのところの矢祭町の外に対する発信力というのは、あまり大きくないというふうに感じておりまして、ここのところが1つ課題なんだろうというふうに感じているところでございます。 そういった中で、私が申し上げるのは、景勝地矢祭山の、あの広大なというか、雄大な自然をバックにした、道の駅でもよろしいのですが、そういった魅力を発信する場所としての必要性を申し上げておりますので、町長、いかがでしょう、これからぜひとも検討していただいて、今の道の駅ってどこでもできていて、飽和状態といっては、これはそれぞれの努力が勝れば立派に成り立つんだろうとは思いますが、金太郎あめのような形では生き残れないというふうに考えているものですから、ぜひとも矢祭山はここが違うんだという魅力のあるものとして、矢祭山は非常に有効であるというふうに考えていまして、簡単にその辺も考える余地があるかどうかだけちょっと町長のほうにお聞きをしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 議員がおっしゃられた矢祭の魅力というか、そういったものを単なる金太郎あめではいけないものですから、確かに道の駅の構想というのはたくさんありますから、そこでやっぱり独自のカラーを出して、いかに消費者というか、そういったリピーターがつくということが非常に厳しいというか、そういうものもありますから、しっかり情報を取って、矢祭町に合ったそういう魅力度の施設というか、そういったものを考えていきたいと思っております。
    ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ぜひとも人の流れというものも考えていただいて、どこがそういったものにふさわしいのか、まずその施設の必要性というものを十分に検討しなければならないと思いますけれども、矢祭振興公社あたりは、宿泊とのセットというか、そういう関連もありますので、そういったところがこういった事業に、企画に参加してくるのも手なのではないかなというふうに思っているところでございます。ぜひともよろしくお願いをいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきますが、これも産業行政ということで、地域おこし協力隊の活動支援についてということでございます。去る8月18日に、ユーパル矢祭で開かれました活動計画報告発表会で、それぞれの隊員から現状と今後の目標、展望等についてお聞きをいたしました。それぞれすばらしい考えで活動をされておりまして、感心もさせられたところでございますが、と同時にこの協力隊制度で与えられた期間が最長3年間、あまりにも短く、何のゆかりもない土地で、この期間で成果を残し、地域に定住、定着をするというのは並大抵のことではないというふうに改めて考えさせられたところでございます。 そのような中で、地域おこし協力隊が取り組んでおられるゲストハウスプロジェクトなるものについては、なぜかこの間の発表会でもそうなんですけれども、ちょっといつの間にかトーンダウンしてしまいまして、始まったのか、始まっていないのか、何か尻すぼみという、始まっていないのに尻すぼみはどうかと思いますけれども、そういうふうに見えてしまいます。一般町民にとってもそうではないのかなというふうに思いますが、この事業の進捗がどうなっているのか、また、あわせて当該プロジェクトに関しまして、町当局と協力隊員の連携というものはどのようになっているのか、お聞きをしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 協力隊の発表会が8月18日に行われまして、7名の現在隊員、2名がラズベリーということで、3名がゲストハウスですか、今、ゲストハウスの中の1方が、今、文化の掘り起こしということで、今あと追分地区と、今、佐瀬君が、ブドウ地区ですか、かなり自分の夢を追いながら、目的に沿ってやっているということ、大変発表を聞いてうれしく思っております。なかなかこの協力隊も12年前ですか、総務省が制定して、当然最初は500人ぐらいのスタートが、今、5,500人の、今後、恐らく8,000から1万人ぐらいの隊員を募集するということで、非常に今後の交流、関係人口の中での新規農業の就農者ということも協力隊の中でもおられますから、そういった今後の行政、我々としてはやっぱり新しい人材が町の中に入るということは、非常に町の中が活気が出て、非常ににぎわい、新鮮な感じがやっぱりしますから、今後やっぱりそういった隊員との交流、そしてまた新規就農者の募集というか、そういったものも考えていかなければならない時期に来ているんじゃないかなと思っております。 今後は、町としての協力隊との、あるいは事業課の課長等とは密に相談しながら行動していると思いますから、今後またいろんな課題があれば、いろいろ意見等を聞きながら、隊員同士の相互の交流、そして、行政との交流もしっかりしていかなければならないと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 分かりました。 ちょっと具体的に事業課担当課長のほうにお聞きしますけれども、ゲストハウスプロジェクト、これ今、進行中なんですか。そして、それはどうやってしようとして、隊員と担当課が連携をしているのか、その辺のところだけちょっと整理したいのでお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、ゲストハウスとしてプロジェクトに取り組んでいる方は4名ございます。そのうち1名につきましては、現在、追分分校や滝川の里とその周辺において人の集まる場づくりに取り組んでおります。 例えば、滝川の里の冬季営業、遊休地でのキャンプ場開設、追分分校をコミュニティスペースとして活用して、イベントやワークショップを企画ということができないかということで検討しているところでございます。 また、もう1名につきましては、まずは生計を立てるために農地を取得し、ブドウ栽培を開始する予定でございます。このブドウ栽培を行いまして、交流型農園を目指しております。農業体験から交流を生み出し、そこから仲間を増やし、新しい価値を生み出す場所にしたいということでございます。 あとの2名については、建て替えるまでの東館駅を活用して、交流を生み出す場づくりを模索しているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) これ私の感想ですけれど、ゲストハウスプロジェクトとは何か直接結びつくのか、つかないのか、ブドウ栽培というのは1名の方、戸塚のほうで農地を取得してなんていう話は聞きまして、あと1人、滝川で影山さんという方が一生懸命やられているというのも分かりましたが、そこにゲストハウスプロジェクトなるものが、これと関連させるというのか、そうでないのか、ちょっと見えなくなってしまったというのが私の感想なんですけれども、あと2人の女性の方、IDOBATAスタンドなるものを展開して、東館駅を後々にという話を聞きましたけれど、非常にこの辺のところは、なかなか事業を展開する難しさがこの辺に表れていて、何かしなくちゃという気持ちの表れなのかなというふうに思って、ちょっと切なくなったような感じは、実は私はしていて、この辺のところで事業課サイドとの連携というのは、協力隊に対してどのようになっているのかというところをちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 事業課とは毎月1回定期的に面談を行って、事業の進捗や悩みなどを承っておるところでございます。その他も随時担当者と、私どもも協力隊と情報共有をしているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 端的に聞きます。ゲストハウスプロジェクトって継続しているんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 継続しております。ゲストハウスというと、やっぱり宿泊施設というような箱物を当初私もイメージはしておったところですけれども、人が集まって、そこで交流が生まれる場所というふうにご理解いただければよろしいかなというふうに思います。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 広く理解をさせていただきたいと思います。そのことについて、私、自分の中で勝手なイメージを持ってしまう癖があって、ちょっと最初にこの名前を聞いたときに懐疑的なことで、できるのかなという感じはしていたんです。これは矢祭町だけで実施しているんじゃなくて、いろんな自治体でやっておりまして、そこに乗り遅れまいとするような施策ではちょっと困るなというふうに思っていたところです。 なぜかというと、これはちょっと順番が違うのではないかというふうに思っていまして、やっぱり矢祭町の魅力をどんどん発信していくことで、矢祭町に来たいと思わせることが先決なんだろうというふうに思います。 やはりちょっとPR力が欠けているところで、他の自治体と競い合いながら、ここに結局、ほかから呼ぶことだけが目的じゃないと言われればそれまでなんですけれど、やっぱりここはほかから人を呼び込む、その人の流れをつくっていただくプロジェクトとして成り立たせていただきたいなという思いがございます。 そういった意味において、これは協力隊に対してのミッションというか、ちょっと荷が重いのではないかなというふうに思っておりまして、再三尋ねるのは、そういったサポートは誰がしているんですかということでお聞きしておりまして、申し訳ない質問ですが、非常に地域おこし協力隊が矢祭町に定住、定着してくれるような在り方を何とか模索していただきたいなという強い思いがありますので、そういったところで何とかみんなで盛り立ててあげるのが必要なのじゃないかなというふうに思っているところでございます。 これブドウ栽培もそうですし、ラズベリーもそうですけれど、やっぱりここに住む者が地域の産業やノウハウというのを伝授していくことで、何とか残っていただく道、模索していただけないかなというふうに思っているところでございます。そうすることによって、地域おこし協力隊が矢祭町をPRする立場になる、そうすると他から来た方々が、矢祭町はこんなにいいところなのかということをPRできる。やはりここの者が幾らPRしても、やはり伝わりにくいことが、ほかから定住する人の手によって矢祭町の付加価値が上がることにつながるんではないかなというふうに思いますので、ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。 その中で、例えば空き家を提供するとか、そういった動きなどありますか。支援策。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 協力隊員としても、町内の空き家を見て回ったりしましたが、ちょっと所有者が不明であったり、なかなか協力隊の思い描く空き家とマッチングがうまくいかなかったりで、そこは住んではいないところでございますが、今後も、これから空き家バンク等の登録、急いでいるところではございますが、そういう中で情報提供できればいいのかなというふうに思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 そういう努力をされておられるということだと思います。ただ、これ矛盾するかもしれませんけれども、おんぶにだっこじゃありませんけれども、最初に手当の面でも分かった上で矢祭町にお越しになって頑張ろうという決意で来ていますから、あまり経済支援を行き過ぎるというのもそれ禁物だというふうに思っているところです。条件承知で矢祭町に来ているんですから、ぜひとも細やかな支援策、していただきまして、やる気のある方をしっかりと導いていただきたいというふうに思っているところでございます。これからもこの制度の活用について、町長もさっき申し上げましたけれど、よろしくお願いをいたしたいと思います。 次に、土木行政でございます。 国道349号小田川Ⅱ工区先から塙町境までの改良だと思うんですけれど、概略設計が発注されるというような情報提供がございました。この区間については、バイパス構想がかなり前に立ち消えとなってしまいまして、これからの要望活動といたしましては、地道に部分改良をお願いしていくしかないのかなというふうに思っていたところですけれども、この概略設計について、当該区間全線を対象としたものなのか、地元の沿線住民としても、これからの要望活動の参考としたいところでありますので、どのような計画の下に発注されたものなのかお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 概略設計につきまして、小田川Ⅱ工区先から塙町大字湯岐字立石地内の区間、5キロメートルにつきまして、地形などを考慮した最適なルートを5,000分の1縮尺で検討するため設計業務を発注したとのことでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) すみません、今の繰り返しになりますが、この区間5キロにわたっての最適な改良の在り方、ルートを結局設定するための事業であると、これもう少し具体的に分かりますか。バイパスではないんですよね。バイパス構想、最適なルート、バイパスですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) バイパスになるか、現在の道路を拡幅しての改良になるかは、この概略設計の後で検討されるものかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 了解しました。今現在、知り得る情報としてはそういうことだということで承知をいたしました。 次に、同じく土木行政ですが、道路環境保全のためのコサ切り対策について伺います。 国道をはじめ、県道町道沿いにおける木々が通行に支障を来し、高野谷地区や追分区などは毎年支障木伐採を行っています。しかしながら、その労力にも限界が見え始め、あと何年できるかという心配の声も聞いているところでございます。 また、作業にはかなりの危険性も伴うため、事故が発生する前にここは専門性のある業者に委託することが道路管理者としまして最善と思われますが、委託制度創設の考えはないかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 交通の安全を確保するため、所有者に了承を得て、道路管理者である町がコサ切りや伐採をすることはありますが、道路沿いの支障木については、原則として土地所有者が管理すべきものと考えております。なお、技術を持たない個人の方が道路脇の支障木を切ることは、ほかの人を巻き込む事故になる可能性もありますので、専門の業者にお願いしていただきたいと思います。その際、費用負担が大変かと思いますので、町が費用の一部を補助金という形で負担する制度について、整備していきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) これは一歩前進かなというふうに思いますけれども、要は、今まで各地域でこの事業というか、対策を講じるときに、地域支援サポート事業でしたか、5万円の町からの助成金を頂いてやっていたところですけれども、額の問題としましてはなかなかどこにも追いつかないというようなこともございますけれども、そうすると、今、事業課長のほうからあったように、新たな経済支援といいますか、それのための支援策のために助成金制度を創設してくれるということでよろしかったですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ただいま議員おっしゃったように、新たな制度ということで整備していきたいと思います。なお、こちらにつきましては、国の森林環境譲与税が使えるということは確認しておりますので、それが財源になるかなというふうに思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) これは中山間地域に限らずですけれども、その業務に携わる地域の方々の年齢がどんどん高齢化してきて、行き詰まってきているという状況でございますので、ぜひとも早い段階で実現をしていただいて、また、重大な事故が発生する前に、手後れにならないうちに早急に制度を創設していただくようにお願いを申し上げます。ありがとうございます。 それでは、最後の質問になります。一般行政についてということで、主要施策の実施状況についてということでございます。 令和3年度も半年が過ぎようとしておりますけれども、依然といたしましてコロナ禍にあるというところで、そのような中で主要施策が順調に進捗をしておられるのか、また、事業の見直しなどあればお伺いをしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) それでは、ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 主な施策、事業の進捗状況でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、町民号、ふるさと人づくり講演会、敬老会、やまつり元気祭、文化祭等の各種行事、イベント等につきましては、規模の縮小や中止、変更を余儀なくされた事業もございますけれども、各種補助金や助成金の交付であったり、災害復旧事業を含む各種工事及び委託事業の発注等につきましては、おおむね順調に進んでおるというような状況でございます。 なお、個別の事業等で確認をしておきたいというような事業がございましたらば、各担当課長のほうから回答をしていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。 なお、ちなみにでございますが、私のほうで担当しております、自立総務課で担当しております東館駅周辺整備事業でございますが、こちらにつきましては、JRとのまず事前協議というものがございまして、こちらに時間のほうをかなり要しております。現時点におきましても、スケジュールが遅れているということで、スケジュールのほうにも遅れが出ているところでございます。 また、この後、正式な協議に入っていくわけでございますが、JRさんのほうからは、さらに詳細な資料の提出が求められておりますので、それらの資料を作成するための基礎調査というようなものも今後発注し、資料のほうを作成していかなければならないということもございますので、そういったことを踏まえますと、この東館駅周辺整備事業のスケジュールにつきましては、次年度以降も遅れが出てくるのかなというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 自立総務課の事業として、ソフト事業については、これはコロナ禍において中止せざるを得ない事業多々あるということで承知をいたしました。今、東館駅周辺整備事業については、やはり今、自立総務課長がおっしゃるように、なかなかJRとの協議というのは、そう簡単にはいかないというふうに私も思っております。改めてコンサルに依頼して、そういった必要書類を整えていく段階にあるということでよろしいでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 議員おっしゃるとおりでございます。当初、今年度、駅舎並びに駅前広場等の造成工事等に関する実施設計書等を作成するための委託発注を予定しておりましたけれども、その前段階としまして、JRさんのほうに提出しなければ協議に入れない資料がございますので、そのための基礎調査というような形での、今後、委託事業を発注してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。承知しました。分かりました。 それでは、自立総務課長のほうから聞きたい事業があればというような話があったので、2つばかりちょっと聞いてみます。地域情報通信基盤整備事業、これIPでしたか、町民福祉課長のほうだと思いますけれども、これと預かり保育施設増築事業ということで教育課長のほうに、この2点だけ進捗状況をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 地域情報通信基盤整備事業のほうでございます。こちら議員のおっしゃるとおりIP告知システム機器の更新の事業になっております。こちらは、更新期間が10月から3月中旬を予定しておりまして、更新台数は1,634台を予定しております。更新自体は10月から始まる予定ということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまご質問のありました預かり保育施設増築事業でございますが、こちら4月から計画の精査に取りかかっていたところではございますが、その中で何点かちょっと困難な点が出てきたこともありまして、一度、ちょっと計画の絵図のほうの見直しを行いたいというふうに考えておりまして、実施時期については来年以降に繰り延べて実現させたいなというような状況でございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 地域情報通信基盤整備事業については、予定どおり実施されているというふうに解釈してよろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) 予定どおり実施する予定ということでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) すみません、細かな質問になってしまいましたけれども、教育課長のほうから今お話があった絵図の見直しというか、計画の見直しなんでしょうけれども、差し支えないことでいいんですけれど、何か土地絡みとかそういうことですか。ちょっとお聞きします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 基本的には用地交渉も含めて、いろいろとあと精査した場合の予算面につても、少し見通しに関してきちんと詰めておきたいところがやはり出てきたということでございますので、そのあたりをきちっとした形で実現していくべきかなということで、再精査をさせていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) やはり立ち止まって精査していただいて、最終的にニーズに応えられる、よりよい建物というか、施設を造っていただきたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。 コロナ禍でありましても、町民の福祉向上というのは待ったなしでございますので、バランスの取れた行政執行というのが不可欠だというふうに思っているところでございます。今後とも計画的かつ効率的予算の執行に努めてくださるようにお願いを申し上げまして、以上で私の質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は午後1時00分といたします。 △休憩 午前11時59分 △再開 午後1時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △藤井隆治君 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので午後2時までです。     〔1番 藤井隆治君登壇〕 ◆1番(藤井隆治君) 1番、藤井隆治です。よろしくお願いします。 それでは、通告に従い質問させていただきます。 まず、コロナワクチンの接種についてというところですが、矢祭町も長くゼロで通してきたわけですが、8月の中頃、感染者が出てしまいました。ただ、その後影響が出ているわけではございませんので、町の関係者の方々、町民の皆様のご理解とご協力により、その後停滞しているものと考えられますので、皆様に感謝を申し上げます。 後、最近ではもう世の中の誰がかかって何人治ったのかまで公表し、多くの人が社会復帰しております。もう1年前とは状況が全然違いますので、感染者の方にはお見舞いを申し上げますが、感染した方々のその後が気になるところでございますので、例えば矢祭町では今現在、最新の情報で5名ということではありますけれども、その5名の方々が、今もう治療を終えて社会復帰されているのか、個人名が特定できない程度の情報で結構ですので、お分かりいただける範囲でご説明いただきたいのですが。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、感染者の基本的な情報でございますが、県のほうから、陽性者の個人情報につきましては年代、性別、居住地、発症日、症状の有無、陽性判明日、接触歴の有無しか教えてもらえない状況でございます。そのため、個人の特定ができておりませんので、ワクチン接種状況、治療状況については確認することができていないというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) テレビでやっているのは、テレビのタレントとかというのは自分から発表していったりとか、事務所の意向で発表したりとかというのもあるんでしょうけれども、やはり私たちも、どこの誰さんまでは気にしないにしても今現在治っているのかな、どうなのかなというところが気になるところですので、それはそれで、その後何も出ていないので、今現在矢祭町には、コロナ患者も2週間程度であれば社会復帰しているケースが多く見られているようですので、今現在はもういないということで理解してもよろしいのかなと。もう1か月以上たっているので、その5名が発覚した頃から比べると。今現在では多分ゼロなんではないかなと思いますが、その辺はいかがでしょう。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問でございますが、正確にはちょっと分かりませんけれども、日数的に考えてもう治っている状況かなというふうに考えるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 私もそのように理解していたので、まずは安心しているところであります。 それで、矢祭町としては5,000人程度の大人というか人口の中で、もう既に8月の広報なんかから計算しますと4,000人以上がもう2回目の接種を終えているというところの中で、それから、その広報が発表されてからまた1か月程度たちますので、ほぼもう全員が終わるのではなかろうかと思うんですけれども、その辺の、広報が出た1か月後の現在に対して最新の接種完了状況についてお伺いできればと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問でございますが、接種の完了状況ということでございますのでお答えしたいと思います。 9月6日現在で、全住民の12歳以上の方の1回目の接種率につきましては88%、それから、2回目の接種率につきましては82%ということになってございます。なお、9月につきましては、9月26日に2回目の接種が行われますので、その2回目の接種が終わりますと全町民の約87%が接種が終わったというふうな状況になるというような予定でございます。 以上でございます。 ◆1番(藤井隆治君) ありがとうございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 後は、2回目接種したからといっても、まだかかっている医療関係者とかもいるようですので、引き続き感染予防によろしくお願いしたいと思います。 それで、最近ではデルタ株の後のイオタ株だの、その後にまたシータ株だの出てくるかもしれませんけれども、3回目接種している国なんかももうあるようなんですけれども、町としては、ワクチンというのは余るようなことはあるのかどうなのか。また余った場合はどのようにするのかというのをお伺いしたいと思うんですけれども。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 矢祭町では、12歳以上の全町民が2回接種できるワクチンを確保しております、今現在。9月に、集団接種終了時に余ったワクチンにつきましては、10月以降に東白川郡内の医療機関で行われます個別接種のほうに使用する予定ということになってございます。余ったものは10月以降の個別接種で使うというようなことでございます。以上でございます。 ◆1番(藤井隆治君) 分かりました。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それでは、防災行政についてに移ります。 久慈川の堤防についてのほうに入ります。先日、堤防建設の説明会に参加してまいりました。堤防自体は令和6年度から着工予定とありますが、完成までにもまだ相当の年月があります。その間にも、災害は堤防完成を待たずにやってくることが予想されます。堤防完成はこれ以上早まることは難しいと思いますので、緊急事態の場合には、西側地区の方の早め早めの避難の呼びかけをお願いしたいと思います。 また、あと、近隣の土地所有者の方々においても、多大なるご迷惑をおかけするかと思いますけれども、一日も早い堤防の完成に向け理解とご協力をお願いします。 新堤防が建設されることにより、久慈川に流れ込む支流の堤防が低い箇所があります。天神沢と太子沢のところです。このことにより、久慈川の水量が増えた場合に逆流してくるおそれがあるということです。これは県南建設事務所からも建設説明のときに指摘されました。これは町側の対応で、最低でも久慈川の堤防と同じレベルまで引き上げないと、せっかく新しい4メートルの堤防ができても意味をなさなくなってしまうので、希望とすれば下植田橋から南石井駅までのレベルの、ああいうふうな立派な堤防があると安心して住民は住めると思うんですけれども、いかがかなというところなんですけれども。それと、新堤防の完成と足並みを合わせて着手していただけないかなという、町の考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 久慈川堤防建設につきまして、8月2日に関岡地区、8月6日に戸塚から東舘地区を対象としまして、久慈川河川改修事業の説明会を開催いたしました。今回の説明会では、令和2年度に実施しました河川改修の予備設計で作成した図面を基に説明がありました。予備設計では、河川整備の線形、堤防形状、基本断面形状、構造物等の検討を行い、基本となる諸元を図面に起こしたものでございます。今年度は詳細設計が発注されておりまして、護岸、排水樋門等の構造物、工事用道路や施工ヤードの詳細な設計を行い、平面図や縦横断図、構造物等の工事用図面が作成されますので、議員おっしゃるような天神沢と太子沢の箇所でどの程度堤防がかさ上げになるか、そちらのほうで確認をしていきたいと思います。 ◆1番(藤井隆治君) 了解しました。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それで、後、現在ある道路が東側も西側も田んぼと同じ高さであるため、浸水時に車両の通行ができなくなってしまうと思います。それで、道路自体がかさ上げしてあれば堤防代わりにもなりますし、仮にですけれど、1メートルでも2メートルでも道路が高ければ、東舘地区で言えば東舘町内に水が入ってくることも防げると思いますし、また、飯野地区に関してもそれが1メートル、2メートル道路が上がっていれば堤防代わりになるので、少しでも被害は食い止められるんではないかというふうに思っているので、新しい道路が西側に少しずれるようなんですけれども、そのときに最低でも緊急車両が通れる高さ、水が出ても最低でも緊急車両が通れる高さの確保をお願いしたいと、それを設計に何とか入れてもらえないかなというところであります。 それで、その説明会の中で新しい情報が天神沢橋の架け替え工事です。県南建設事務所の説明ですと、現状幅員のままの移設で、長さが128メートルになるということですが、町の協力があれば道路幅を広げることができるとのことです。もともとあそこは町道なので、県側とすればそれ以上のことはもうできないと。同じレベルのことの対応しかできないということなので、何とかしたいなというところで、今のままの状況がそのままされても全く交通には不便であるなというふうに考えますので。 それで、信号がないところに橋ができれば、当然交通量は多くなります。何とか車2台すれ違える橋へグレードアップしていただきたいのですが、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、長さが128メートルということですが、これは堤防の内側の幅でございまして、上流側の下植田橋付近の河川護岸幅に合わせているようです。 橋梁の延長につきましては、詳細設計で決定するものと思います。 また、橋梁の幅員につきましては、現在、天神沢橋が2.5メートルの幅員ですが、予備設計では4メートルとなっております。これは消防法に基づく幅員を確保したものですが、普通車同士のすれ違いは難しいかと思われます。 架け替えられる橋につきましては、町が負担金を出せば幅の変更は可能とのことですので、そのように検討していきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) ぜひ、町長よろしくお願いします。あれば絶対便利になるところですので。 その中で、西側に今度スロープができる計画の図面を見たんですけれども、その図面が南側に伸びているようなスロープなんですね。今、実際に東側のほうにあるような、ああいうふうにL字型になっているようなスロープの計画のようなんですけれども、基本的には国道のところのように不特定多数の車が通るよりも、地元の人が多く使うと思います。それで、先に申し上げたように、道路の高さが確保されていれば急なスロープは必要なくなるので、道路の高さを確保すればL字型のクランクも必要なくなりますし、この辺も設計の中の1つのアイデアに加えていただいて何とかしていただきたいなと思うところです。 この橋を使うことにより、天神沢地区の住民だけでなく飯野地区、茗荷方面の住民や石井地区、山野井地区、舘本地区までの住民もみんな便利になります。 久慈川の西側の住民は中学校や商店へ来やすくなりますので、南側スロープだけでなく北側スロープに。道路がかさ上げできないんであれば、例えばですけれど、こういうふうなハの字みたいなスロープにして両方から入れれば、北から来る車もぐるっと回らなくていいのではないかとか、または、東橋のように扇状にするアイデアもできると思うので、道路の高さの確保のほうが先かなというような感じも見受けられますので、よろしくお願いしたいと思います。この辺はまだ計画中ですので、何とかアイデアはまだ事業課のほうからも提案できると思いますので、どの住民が何のために通る橋なのか考慮していただいて、より便利になるように完成前に改良していただきたいと思いますけれども、町の考えはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 県道に接続する道路につきましては、勾配を緩くするためS字型にして距離を確保しております。県道に接続する際には直角に当たるようになりますので、南北両側からの出入りはしやすいものと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) S字型というのはどういう、こういうふうなスロープですか。本当はまっすぐ行ければよいんでしょうが、今後、検討課題になるかと思いますけれども。 その次に問題になるのが踏切ですね。山野井地区には自動車が通れる踏切が3か所あります。ずっと狭いままの状態ではありますが、もともと農耕車の利用がメインであったため、狭いのは当然理解しているところでありますけれども、近年では自家用車の利用も増えていて交通量も大変多くなっておりますし、また、橋ができれば、当然東舘の町の中を通るよりも信号がないので、多くの人が抜け道に使うはずです。それで、そこがまた交通量が増えてくると、山野井に信号なんかできると、またこれもちょっと問題ではあるんですが、そうすると今度中央団地のほうに抜けてきて、そっちもまた渋滞してしまうということが繰り返しになるので、やはり踏切が2車線通れたほうが便利で地元の人たちも助かるんだけれどなというところもあるんですけれども。 そして、私が見た感じではそんなに工期もお金もかからないように見受けるんですけれども、JR側は何で住民がこう困っていても協力してくれないのかなというところがありますので、何でこう踏切って広がらないのか分かる範囲でお話しいただけませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) では、藤井議員の質問にお答えします。 今、町内の踏切が23か所ありますね。車以外の、人が通るだけの4種踏切というのもあるんですけれども、これは、JRのほうはもう廃止を検討するというようなことで、確かに、今おっしゃられた山野井地区は3か所ですね、中央団地と、西の火の見から入って来るのと、あと天神沢の橋ですね。やっぱりその拡張と言っても、今現在、水郡線の運行本数と踏切での渋滞というような状態もないですから、多少車が交差できる幅員というようなことも確かに不便さは感じると思いますが、それに見合う事業効果とか費用対効果、そういうものはちょっと厳しいものがあるんじゃないかなという感じはします。 また、踏切っていうのは事故等も確かに、県外でも、特に東京とかああいう都心では踏切事故もたくさんあるところもありますから。確かに注意していかなければならない大事なところですけれど、なかなか拡幅工事というのは、ちょっとJRとの今の交渉ではまだ考えてはいませんが、今後、交通量が一段と増えてくるというふうになれば、またそういうことも検討もしなければならないんではないかなという感じはします。 今、このレーンに上がっているのが、岩手県の奥州市の踏切の拡幅工事が1億6,200万ですね。現況の幅員というのが3.5メートルで、これを計画9メートルというようなことで、約、そのぐらいの値段もかかっているというのが資料で出ていますので。今後、不便さを感じて、縁があれば検討する課題もありますが、今のところはそういう考えはないです。
    ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 私も、もう少し安くできるのかと思ったら、1億円もかかるというのは初めて、私も勉強不足で、知った情報ですので、そんなにお金がかかるんだったらやらなくてもいいかなというところでもありますけれども、今後、橋が立派なものができて交通量が増えた場合にはということも想定しての話だったものですから。その頃にまた同じような問題が出てくれば考えたいと思います。 それで、今中身も同じようなところだったんですけれども、時代に合った幅の確保についてどう思われるか町の対応をお伺いしますという内容が書いてはあったんですけれども、この辺は今の内容で、なかったこととします。 それで後は、その次に休耕地の活用についてというところで、春は菜の花や夏はヒマワリなど、地域の方々のご協力によりきれいな景色が広がる地域があります。これも休耕地対策で花を植えているんでしょうけれども、仮に戸塚の例を挙げますと、東側の上野平地区はその名のとおり広くて平らで日当たりもいいところで、作物の栽培には適しているところだと思うんですけれども、多くの畑が作られていません。休耕地となる問題点は、働き手が減っていることだけでなく、道が狭く行き来に不便なのでその地域で農作業をする人たちが減ってしまうことにもあります。 休耕地対策でせっかく花を植えても見てくれる人がいません。ただ咲いているだけの花畑なんですけれども、道路があれば戸津辺の桜のように観光客もやって来ると思います。農繁期にたくさん知らない人が来るのはちょっと困ると思うんですけれども、夕刊等で皆さんは見ているかと思うんですけれども、あれだけ多くの面積のところに花が咲いているので、矢祭の町民だけででももう少し見てもらいたいなと思います。 それで、そこに花を植えているのは、農作物を作るのに対して、例えば地元の人の意見ですとソバを作ってもいいんだよなという話もありながら、ただ、ソバを作りたくても刈り払い機とかが、大型車両が入って行けない道幅なんですね。矢祭の中にもそういうところはたくさんあると思うんですけれども、今、戸塚の例で挙げますと、両方が狭くてそういう大型車両が入って行けないので、何とかもう1本、そういう地区に大型車両が入って行けるようなルートの開発をお願いできないかなというところなんですけれども、町の考えとしてはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 戸塚地区では、人・農地プランが策定されておりまして、将来の農業の在り方について地域内で話合いが行われております。戸塚地区内では、担い手として認定農業者など9つの中心経営体がいます。今後、担い手に農地を集約し、農業機械の大型化を考えますと農道等の整備は必要不可欠であります。上野平への道路は住宅に挟まれ拡幅は困難であるとは考えていますが、現在、施工しております林専道戸塚線がお墓の後ろのほうを通りますので、そこからの進入路の計画ということは可能かと思います。 ◆1番(藤井隆治君) ありがとうございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 私もその回答が欲しかったので、これはそれで次のステップに進めると思いますので、これは終わります。 後、たくさん書いてきたと思ったんですけれども予定より早く終わりましたので、以上で質問を終了させていただきます。 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は午後1時30分といたします。 △休憩 午後1時22分 △再開 午後1時30分 ○議長(藤田玄夫君) 再開いたします。--------------------------------------- △鈴木一君 ○議長(藤田玄夫君) 8番、鈴木一君、登壇願います。 持ち時間は30分です。午後2時までです。     〔8番 鈴木 一君登壇〕 ◆8番(鈴木一君) 8番、鈴木です。通告の順序に従って質問をさせていただきます。 その前に、3番議員の大森議員と絡むところがありますのでご了承いただきたいと存じます。 教育行政について。通学路の安全対策についてでございます。 毎年、通学や下校途中に児童が巻き込まれる交通事故が発生しております。今年も6月に、千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、5人の低学年、1年生から3年生でしたが、児童が2人亡くなっておられます。また、重傷者が1人、軽傷が2人でございました。子供たちの家はその事故の現場からすぐそばでありましたし、事故を起こしたトラックもすぐ近くに仕事場がある車庫に行くところであったようでありますが、原因は飲酒運転みたいでありますが、なくても危ない場所であると思います。現場の道路は歩道がない小さいところであるようにテレビでは見ておりました。 また、その事故後に、国は通学路の安全を総点検するように全国に通知されておりますが、町の通学路の点検と安全対策の考え方をお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、鈴木一議員のご質問ということで、6月に八街で大変むごい事故が起きたということで残念な思いがあります。この事故から、菅総理も現場を点検するというようなことで、非常に通学路の見直しというようなことが全国に発信されたと思います。私も、ちょうど町村会の県の役員会のときに、県の担当課との意見のすり合わせというのは質問のことがあったんですが、やっぱり私もこの通学路の点検を挙げました。当然、これだけ矢祭の国道118号が中心、学校前を走っていますから、非常に最近の大型道路が大きくなったからこの通学路も非常に危険なものがあるというようなことで。 当然そういった形で、県には、この前知事が見えられたときにもそういうお話をして、車止めの設置、学校側から役場からの歩道側の車止めがちょっと低いですから、やや高くしていただきたいというようなことと、後はグリーンベルトは、これは以前決まっていたんですが矢祭山の国道にグリーンベルトを今度造ります。それやって、あとは今幼稚園、桃木・滝ノ沢線に歩道がないですから、ここもグリーンベルトを設置するというような方向があります。非常に、交通事故というのも無残なあれですから、加害者も被害者も大変な思いもしますから、今後、やっぱり子供たちの通学の安全、安心というのは、我々行政そして地域の役目ですから、しっかりPTA、学校関係の教育の会議の中でも通学路の点検を毎年出していただいて、それを精査しながら行政のほうは携わっていきたいと思っております。 また、通学路以外の安全点検というのもありますから。以前、鈴木一議員も質問されたブロックの塀とかいろいろありますね。やっぱり、ブロックも今見ると結構ありますから。これもやっぱり1年たつとどういう状況になるかというのは分かんないですから。当然、これは毎年そういう点検はしなきゃならない面があります。 また、関岡小学校のプールのブロックも、これも点検するなり、危険ならもう外すとかそういう方法も考えながら子供たちの安全な通学路をつくっていかなきゃなりませんから、これは交通事故問題以上に、安全点検というのは全て必要だと私は思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) どうもありがとうございます。国道と県道は分かりました。 町道でございます。町道もバス通で今来ておりまして、バスに乗る停留のところまでは通学してきて、児童の皆さんが来ていると思います。そうすると、やっぱりこの八街市のような狭いところを子供たちが通ってくるとか、下校するとかしていると思います。そういうところもやっぱりよく点検していただいて考えていく必要があるんではないかなと私は思っておるところなんですが。 そして、今言われましたゾーン30とかいろんなやり方はあると思うんですが、もし、速度を落とさせる方法も、建設省からいろいろと言われているんですが、バンプというんですか、こぶ、でかいこういう、ちょこっと10センチくらい上がった、道路にあるのが今、そういうのも奨励したり。後は、町長言った路側帯のカラーですね。カラー、それもやるように、町道は路側帯があまりないような気がするんでございますが、草っぽだのでいろいろなっているんだかもしれませんが、そういうふうなこともありますので、できるだけ、国道はちょっと今の118号線はちょっと難しいところがいっぱいあるかなと見てはいるんですよね。矢祭町の道路はちょっと横断歩道も、やっぱりこういうのにはいろいろと書いてあるんですが、町にはちょっと当てはまらないような気がしております。スムーズ横断歩道といって、横断歩道の幅を10センチくらい上げて車両の速度を止めるという感じで、そういうふうにうたわれているんですが、なかなか矢祭町の道路ではちょっと合わないかなという感じがして見ていますから、これは参考までにするだけでございます。 あとは、幼い命が亡くなってしまうということが、矢祭町も実際に何年か前に、関岡小学校のお子さんが飲酒運転の車で亡くなっておりますので、やっぱり、そこも町も考えて、このことを考えながらお願いしたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 あと、次も同じような質問でございますから続けて行ってしまいます。次は、こういう安全のための方策として1つ考えを出したわけでございます。通学児童のヘルメットについてでございます。悲惨な交通事故から1件でも児童を犠牲にすることなく、大人の責務かと私は思っているところでありまして、通学路での安全確保の1つになるかなと思いまして、ヘルメットの整備が必要かと思うことを考えたわけでございます。 また、このヘルメットは地震や災害時にも頭の保護や、後は多目的に利用可能とするヘルメットでございますので、自宅で自転車に乗るにしてもヘルメットが今必要な時代になってきておりますし、今後の通学路の安全の対策の1つになるかなと私は思って提案をしているわけでございます。 町の考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま議員ご質問の、通学児童のヘルメットということで、徒歩通学の児童のヘルメット着用に関するご質問でございますが、全国的に見ても少なくない自治体で、徒歩通学する児童・生徒に対してヘルメット着用を義務づける事例があるということについては確認ができました。おおむね1970年頃にそういった動きがあったというようなことでございますが、数年前にも茨城県牛久市で新たにその着用を義務づけたというようなことがあったようでございます。 このような対策につきましては、子供の安全面から評価する声もある一方で、夏場の暑さ対策などヘルメット特有の問題もありまして、一律に義務づけることに対する疑問の声もあるようでございました。 当町におきましては、スクールバスにより通学する児童・生徒も多く、一律の義務づけということには慎重であるべきかなというふうには考えますが、子供の安全という観点からヘルメット着用を求める保護者等の声があれば柔軟に対応していけるように検討していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 今の通学用のヘルメットは、多分これを出したと思いますけれども、通気性があるように今作ってあるわけでございまして、だから、かなり通風はよくなっているとは思います。なかなか、1個そんなに金額が張るものではないのでありますから、もし計画的にできればいいかなと思うわけでございます。そうすると6年間で全部終わるということに、1年生から始まると6年間で一応終わるけれども、1年生ずつ買っていくと、奨励していけばいいのかなと思ったりしまして。今、矢祭町で補助金を1人5万出しておりますので、そのある程度のものでも頂いてヘルメットを活用していただければ、子供たちの安全になるのかなと私は思っているところであります。これからも検討していただいて、何とか採用できるようにお願いをしたいと思います。 あと1つ、コロナ禍の新学期、2学期についてでございます。 新型コロナウイルスの感染が、全国的に拡大が止まらない中、小・中学校は2学期が始まっております。感染力の強いデルタ株が拡大し、子供たちにも感染の広がりが見えてきております。文科省は高校などに抗原検査の簡易キットを配付する対策を追加し、小・中学校と幼稚園に最大80万回分の抗原検査の簡易キットを配るとしていますが、現在はどのようになっているのか。 また、子供たちの学校内での感染をどのように防いで学校の安全を守っていかれるのか、町の考えをお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にありました抗原キットでございますが、議員ご指摘のように、今般矢祭町の園、小、中にも簡易検査用の抗原キットが配付されるということで、全部で30回分の配付があるということでございます。 こちらについては、文科省としてもあくまで緊急時の利用を想定ということで、熱が出た人は怪しいから必ず調べなさいとかそういうことではなく、逆に、医療機関等々にかかることができないときに測れるようにというような意図で配付されたものというふうに承知しております。 町におきましては、現在、学校医それから保健福祉部局とも打合せを行いまして、抗原キットを実際に学校の先生が使うといっても素人でございますので、できるだけそういった検査、そして治療体制が構築できるように、あらかじめマニュアルの打合せを行ったところでございます。そんな中で、新型コロナウイルスの感染拡大続いておりますが、これまでも町内の小・中学校ではできる限りの感染対策というものを講じてきたところでございますので、その点につきましては引き続き同様の対策を徹底していくということが肝要かなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) ありがとうございます。 もう1つだけお聞きしたいんでございますが、教員への優先、子供に携わる教師の優先的なワクチン接種が行われていたのかどうかをお聞きします。学校の先生方はワクチンが終わっているのかどうかをちょっと確認したいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 教職員関係、それからこども園とかの先生とか、そういう方に対しては優先して接種のほうは行われておりまして、全員が終わっているものと考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) どうもありがとうございます。 これで、ワクチンをしておけば安心ということではなくて、一時安心できますね。そういうことを思っております。ありがたいことです。今、ちょっと今日の新聞ですか、あれには塙であったんで、休校しているかしていないかちょっとそれは確認が取れなかったんでございますが、コロナで休校になっているのかもしれませんけれども、そういう感じはない、情報は入ってなかったですか。教育委員会のほうには情報が入ってなかった。時間がなくなりそうですのでいいです。後で聞きますのでよろしくお願いします。 最後でございます。最後なんでございますが、梅雨末期の災害は続けて5年連続日本で起きております。今回は熱海で大規模な土石流災害が起きておりますが、そういう観点から新防災・ハザードマップについて、備えについて質問いたします。 浸水想定区域については、千年に一度の想定で最大規模で降雨量616ミリ、48時間降雨のマップでございましたが、久慈川周辺は浸水深5メーターから10メーターがほとんどでありまして、一部10メーターから20メーター未満があり、大半の住宅が浸水し水没してしまうのではないかと思っております。この中に指定避難所保健福祉センターや、矢祭小学校体育館、山村開発センター、ユーパル矢祭、高城構造改善センターがあり、また、土石流警戒区域内には矢祭中学校体育館、大ぬかり地区多目的集会施設の指定避難場所もあります。 また、急傾斜特別警戒区域地内には茗荷地区多目的集会施設と矢祭町役場も入っております。また、役場は浸水災害にも遭いますから、庁舎の移転もしくは災害に強い建造物にするのかを考える時期に来ているかと思うところであります。 また、危険区域区内の指定避難場所のハザードマップから見えてきていますから、考えるべきところにあるのかなと私は思っているところであります。町の考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、鈴木一議員の新防災・ハザードマップ、備えということで、このハザードマップも千年に一度の想定の最大規模というようなことで、非常にこの数字を見ていますと大半の住宅、指定避難所も危険地区というようなことになってしまいますので、これはなかなか不可能なものもありますから、現在、やっぱりこの防災でしっかり考えるということが行政の役割ですね。町民の安心、安全、そして町民の生命、財産を守るという、そういう生命、一番大事なものですから、やっぱりこういう災害のときの生命の安全をまず確固に考えていかなければならないということは強く思っております。 町内にも指定避難所が18か所あって、ここに防災倉庫を設置する予定でいますから。もう今年度から始まっていますから。再来年度には全部防災倉庫を設置して、中の防災用具ですね、パーティションとかいろいろも発電機とかそういったものも備えるようにします。 後は指示の仕方だと思うんですね。避難勧告から今度は明確に避難指示となりますから、これをやっぱり町民が惑わないような、情報を的確に判断して広報していかなければなりませんから。これはもう、絶えず災害はどこでどういう状態になるか分かりませんから、そのときの臨機応変な決断もして、早めの避難というか、そういう町民の生命は一番大事なことですから、それはしっかり行政側の責任と思って考えてまいりたいと思います。 また、ここに庁舎の急傾斜の特別警戒区というようなことで、非常に裏山の土砂災害も指定にも入っていますから、こういったものもやっぱりこの6次計画には入ってはいなかったんですが、見直しの時期にそういったことを考えながら、役場庁舎の防災拠点というものも考える時期は必ず来ると思っておりますので、今後、そういう考え方で進んでいきたいと思っております。そこにはやっぱり町民のしっかりした意見を聞きながら、そして議員の皆さんの意見も聞きながら進めていくということが基本だと思っておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 一応、町役場は防災拠点にありますので、しっかりしたものを造ったり、移転するならば安全なところ、やっぱりここというと上野内辺りはもう大丈夫ですけれども、大高平でも大丈夫でございます。あっちのほうだったら絶対に浸水はしないし、また、古くから住まわれていたところでございますので、そういうところがマップの中にずっと見ますとありますね。やっぱり昔から住んでいるところというのは大体、災害にはそんなには遭っていないところであろうと私は思っておりますので、今後、町長の考え、よくいろんなことを考えていただいて、防災に強い庁舎を考えていただければ幸いかなと思います。 何年かかるか分かりませんが、よろしくお願いをしまして私の質問を終わります。 ○議長(藤田玄夫君) 8番、鈴木一君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は2時00分といたします。 △休憩 午後1時54分 △再開 午後2時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △鈴木敏男君 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので午後3時00分といたします。     〔9番 鈴木敏男君登壇〕 ◆9番(鈴木敏男君) それでは通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 最初に教育行政についてですが、教育長人事についてを伺いたいと思います。 さきの教育長は6月に議会で出されまして、全会一致で教育長に選任したわけなんでございますが、1か月もたたないうちにお辞めになると。健康上の理由でお辞めになるということでお辞めになったわけでございますが、その経過についてちょっと町長にお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、鈴木議員の質問ということで、人事ですね。確かに辞表をいただいたときに私も大変驚きました。以前に、数年前から大きな病気をして月に1回もしくは2回ぐらいは病院のほうには通っていたということは知ってはいましたが、突然、自分の体調というようなことで辞表を持ってきたときには、本人も大変つらい思いをしていたんじゃないかなとは思っています。 私も、慰留というか止めてもやっぱり健康上ということを、本人がどうしてもというようなことですから、これはやむを得ず、本人もやっぱりつらい、そういう思いもあるというようなことで辞表を受理しました。 確かに、6月に承認されていたというのは、これは本人も重々、健康上の知っていた上ですから、私らも何ともそういうときには考えられない。ただ、以前からの病気で通院はしていたということは確かに知っていたあれがありますから。だから、この2年1か月という、就任して1か月しかもたないというよりも、やっぱり2年間というのが継続してありますから、そういう思いはやっぱり自分でもつらいところもあったと思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 教育委員の方々からも、体調に関してはあまりよくなかったというような話を聞いております。ですから、この人事案件に関してはもっと慎重に選考していただきたかったという思いでございます。何より、この1か月もやらないで終わってしまうということは町長の任命責任もございますし、また議会でも全員一致で選出したわけでございますので、そしてまた、本人も1か月もたたずお辞めになったということで、町民の方々は、なんだ、あれをもらって辞めたのかというふうなことがまことしやかにお話しされているわけでございます。 そういうことで、今後、人事案件に関してはもっと慎重に選考していただきたいというふうに思っております。そういうわけで今回推挙したわけですが、町長が。その責任についてどのようにお考えかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) これはある程度本人の健康上ですから、そこまではなかなか踏み出せないものも考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことで、今後教育長不在でもいいというような考えも持っているようなこともあるみたいですけれども、その教育長の部職というものをどのようにお考えかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) あくまでも、教育委員会というのは独立的なものもありますから、これは教育委員会の中で今、職務代理そして教育委員の皆さん、そして教育の担当課のほうでの話合いというか、そういうものも大事なものはあると思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 今回、今議会でも教育委員の選任があるわけでございますが、その方については健康上とかいろいろなそういう情報は、悪い情報はないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、なかなか健康上というのは自分から自主的に出していただかないと、なかなかこちらでも判断しにくい面はあります。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 私は前々からそういうことは聞いておったんでございます。ですから、あのときいろいろ質問もしたわけでございます。そういうことで、もう少し町当局ももっとしっかりと人選していただきたいと、かように思うわけでございます。 それで、現在教育長不在でございますので、いつ頃までに教育長を選任されるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) まだ、時期的なものはここでのあれはできないとは思いますが、人事にまた努めてまいりたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 教育長ということで、結構責任の重い部署でございますので一日も早くお決めになっていただきたい。かように思うわけでございますが、それほど重要な部職ではないんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 決して、今鈴木議員が言った重要なポストじゃないとは、そういう考えは全くございません。あくまでもこれは、教育委員会の教育長というのは一番最高のポストですから、責任は十分あると思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことであれば、一日も早く教育長の選任をしていただきたいと、かように思うわけでございます。 それで、今日は教育長おりませんで、高橋課長が教育長の代わりに答弁しているんですけれども、教育長職務代理者という方がおるんですよね。いろんな場面で出席して、行事なんかも出席しているんですけれども、なぜ、この職務代理者であればここに座っていてもおかしくはないんじゃないかと思うんですが、その件に関してはいかがなものですかね。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) まだ代理者といっても教育長の役目はまだまだ、こういう議会の場では発言等は差し控えていただきたいと思っていました。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それでは、何のための教育長職務代理者という名前をつけておくのか、そこが少し疑問でございます。教育課長は結構答弁はできると思いますが、この教育長職務代理者という方がおるんであればここに出席していただいて、答弁は教育課長でも構わないと思いますよ。でも、代理者がいるんだから。何のための代理者なんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 教育長の職務代理者につきましては、規則運営上2つの職に対して、教育長不在の場合に責任のほうが分散されているという状況でございます。こちらにつきましては、もともと教育委員会、以前は教育委員長と教育長ということで、合議制の組織の代表については教育委員長、それから常勤の事務職については教育長というふうに責任が分かれていたんですが、これが今般の教育委員会改革で、1つの教育長という職務の中に合議制の長と、常勤職員の長としての教育長と2つの性格を持ったということがございます。 このため、今般の教育長不在の際の事務の委任先につきましても、基本的には職務代理者を事前に定めて委任するということになっているんですが、非常勤の教育委員でございますので、非常勤であるために処理できない事務に関しては教育長がこれを代理するというふうに明記されているということでございまして、いわゆる常勤職としてこなすべき事務については、現在の職務代理者ではなく教育課長が正式に代理。今回、その職務代理という用語は使えませんので、文言上、臨時に代理するというふうに書かれているものですから、臨時代理というような形で事務上は使わせていただいておりますが、そのようなことをしております。 ですので、今回の議会の開催、答弁に当たりましても、常勤職として答えるべき部分がほとんどでございますので、それにつきましては正式に私のほうで代理をさせていただいているというふうにご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それで、そういう決まりは決まりなんでしょうけれども、その職務代理者、じゃ教育委員のほうから職務代理者は要らなくて、教育課長に職務代理者というところで持っていった方が早いんじゃないですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 先ほどの答弁とかぶるところではございますが、かつての教育長いわゆる事務の代表のほうの教育長については、以前不在になった際も教育課長が職務代理者として活動していたというふうに思いますが、その際は合議制の長としての部分については教育委員長のほうが代表しておりました。その、教育委員長が代表していた部分についてまではあくまで事務局職員である教育課長が代理することはできませんので、そちらについては非常勤の教育委員の中からあらかじめ職務代理者を選任している。そういうふうに理解しております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういう経緯があるんであれば構わないんですけれども、やっぱり教育長は町の教育の顔でございますので、一日も早い教育長の選任をしていただきたいと思いますが、町長、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) この空白は一日も早く埋めたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 一日も早くは分かっているんですけれども、いついつ頃までにときちんとですね、今回、校長経験もある佐川幸信さんがまた教育委員ということで選任されると思いますが、ぜひ、立派な方でございますので、一日も早く教育長をやっていただいて町の教育の発展に寄与していただきたいと思います。 ですから、何回も言うようですけれども、今月頃までには一日も早く教育長をぜひ選任させていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは2番目で、老人ホームでの面会対応について伺いたいと思います。 私の母も櫻の苑にお世話になっておりまして、面会は行くんでありますが窓越しで全然話が聞こえない。何をしゃべっているんだか分からないというのが現状でございます。年寄りですから、俺らが大きな声でしゃべってもなかなか聞こえないものですから、窓越しにお話ししてもしっかりと受け答えができるような、そういう施設、施設ではないですけれども、そういうやつを設けていただいて。今のところは我々が行くと、我々は外ですから、中から対応するんですけれどもなかなか聞こえないもんですから。まだうちの母はぼけておりませんので、ノートに字を書いて窓に、ドア越しによこすんですね。それを読んでいろいろ答えてくるんですけれども。 結構、コロナ禍だから仕方がないということで、遠いところから来ても幾らもお話ができないと。ただ顔を見て帰るだけだというふうなところもございますので、ぜひとも声が聞こえるような対応をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、コロナ禍の面接対応についてでございますけれども、高齢者施設の管理者に対しましては、県の保健福祉部長よりコロナ感染防止対策について随時情報提供がなされておりまして、令和3年4月から5月にかけましては、県の状況確認及び助言を実施しているとお聞きしております。 また、高齢者施設の面会につきましては、各施設へ感染症対策委員会にて協議の上コロナ対策を講じておるというようなことでございます。 なお、今議員さんがおっしゃった話は、外と中とで声が聞きづらいというようなことかと思うんですが、面会の方法についてちょっと確認を取りましたらば、方法としては議員さんのおっしゃったとおり窓越しでそのまま声で面会をする。後は窓越しに携帯電話、議員さんが自分で持っていれば自分の携帯と、後は施設の方から借りられる携帯がありますので、本人が持っていれば別ですけれども、その携帯で窓越しで話すれば話しやすいんじゃないかというふうなお話がありました。 それから、IP電話を活用してくださいというようなことで、面会の際はそのような方法を使っているというようなことでお話は聞いているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) マニュアルどおりにお話しされたのは結構でございますが、その本人同士にしてみれば、もっと身近にお話できれば最高だというふうに思っております。町長にも、一緒のところにおりますので、ぜひとも近場で携帯ではなくてもう少し考えて対応できないのかなとは思うんですが。その携帯のほかに、年寄りですからなかなか使いこなせない人もおりますので、ぜひともスピーカーみたいなものを据え付けてもらってやっていただきたい。何でも県の言うとおりやるのはいいんですけれども、何事もその当事者の方に寄り添ってぜひともお願いしたいと思いますが、今後どのような対策を取っていただけるかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、櫻の苑は社会福祉法人の矢祭福祉会が管理運営しておりまして、町が指定管理者制度によりまして矢祭福祉会との委託契約をしております。そのためにその面会の仕方、例えばマイクをつけるとかそういうことに関する、管理運営に関することは指導することは難しいので、矢祭福祉会にそのような要望があったということでお話をお伝えすることはできるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことでは対応が遅れてしまって、年寄りですから、いつ亡くなるか分かんないもんですから、ぜひともそういう立場に寄り添って対応していただきたいと思います。 それでは、3番目に行きたいと思います。 建設工事における残土捨場についてなんですが、これは何回も町で残土捨場を確保していただきたいというようなお話はしているんですが、なかなか実現にはなっておりません。そういうことで、この3月ですか、2キロから5キロになったというようなことで500万計上ということでございましたが、その入札価格、積算方法というのはどのようになっているんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 建設工事発注に際しまして、建設発生土については設計段階から現場内での再利用に努めておるところではございますが、現場内での処理が困難な場合には、本来であれば発注者側で処分先を確保して、そこまでの運搬距離を設計書に計上するのが当然かとは思いますが、現在のところ町で建設発生土の残土捨場を確保しておりませんので、設計書入札時には2キロということで積算をして、それで入札書の価格を比較しております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 2キロに捨場がないので次に5キロのところに行ったから増してくださいという話なんですけれども、こういうところで、町の残土捨場がそこにしっかりあれば、距離は何キロとしっかりと出るわけですから、そういうところをやっぱりやっていかないと2キロが5キロになりました、10キロになりましたというふうなことで、また追加追加で金額が上がってしまうというようなこともございます。そういうわけですから、ぜひとも町で残土捨場を確保するという考えはいまだにないんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、現在のところではそういう考えはなかったんです。以前、鈴木議員の質問にも下関地内の町有林が活用できないのかという質問も受けております。今、担当課長のほうからでも、町としては残土処理場がないということがありますから、今後こういう工事には残土処理場確保ができないという話は聞いていないので、今後の残土処理の残土の確保の場所は検討する課題にあると思います。 今、この資料でも農業委員会、農地の盛土してもいいという連絡があれば、こういう情報を収集しながら業者のほうに連絡をしてやるということも、例としては平成29年に1件、あと、令和元年に2件の令和2年度に1件。これ、今年度になって2件ということもありますから、こういった情報も1つの盛土の処理の仕方としての農地の確保ですね。こういう農地者の所有から盛土をしてほしいというときにはこういう情報を流しながら。 また、やっぱり確保する場所はやっぱり安定的に、今後の課題として理解しなければならないんではないかなと思っております。ただ、今、熱海のああいう土砂災害の盛土の件もありまして、この前私も町村会の役員の意見の交換会で、今福島県にはこの盛土を管理規制する条例がないと言っていました。だから、今後やっぱりこういう条例をつくっていかないと、ああいう熱海の土砂災害の事例がたくさんある。全国に大体盛土で5万か所くらいはあるんじゃないかというようなことを言ってましたから。県内でも大分、これから県も調べるらしいですから、大体3,000か所か5,000か所ぐらいはというようなことは言っていますから。今後、この熱海の土砂災害を契機にやっぱりこの盛土の規制とかいろんな条件が入ってきますから、だから我々としては、これ町で管理する場合はしっかりした土地の選定、広さも確保していかなければならないと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 町長が言うとおりなんですね。やっぱり民間でやりますと金もうけですから余計な施設は造りません。土留めとか土管とか、そういう雨が降っても何が降ってもいいようなしっかりとした土捨場を造るというようなことはしません。ただ上からかっぽってやるような状況でございます。 ですから、町でやればしっかりとした残土捨場ができるんじゃないかと思います。そういうことで、ぜひとも土地を確保していただいてやっていただきたいなと思っております。 そういうことで、各矢祭町の建設業者がございまして各土捨場などは確保して捨てているわけでございますが、そういうところは何箇所あるか確認してありますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 具体的な名称は差し控えさせていただきまして、仮にA社、B社という形で公表させていただきますが、A社につきましては中石井字金沢地内、B社については金沢字矢沢地内、C社は関岡字芝地内、D社は山下字下河原地内、E社は宝坂字竹野内と上関河内字寄藤地内、F社は関岡字砂崩下地内にそれぞれ土地を借りたりして土捨場を確保しております。 ◆9番(鈴木敏男君) ある程度は把握していると思いますが、まだほかに結構あると思います。用水路に砂が入ってしまってなんていう問題も起きております。そういうことでございますので、ぜひとも一日も早く町で管理する土捨場を造っていただきたいなというふうに思っております。これ、残土捨場がちゃんとできれば、積算もちゃんとできるし、2キロから5キロでどうのこうのというふうな問題もなくなってくると思います。 そういうことで3月にいろいろ質問したんですが、そのときに会社の悪口を言われたというようなことで、私が仕事に行っている会社に圧力がかかりまして私も仕事がなくなりました。別に私、悪口言っているわけではないんですね。これ、議員だからしっかりとチェックしなければならないというそういう立場でいろいろやっているんですが、誤解を招いたようで今は仕事がなくなっております。 そういうことで、議員の活動をあまり邪魔してほしくないと。私も10年前にも白ナンバーでお巡りさんに止められましていろいろと調べられましたが、その後何の異常もないということで10年以上もたちましたけれども、そういうことで生活まで壊すような、そういうことはやってほしくないというふうなことで、一日も早くこの残土捨場、結構あるんですね。先ほど町長が言った下関小学校の後ろ辺りも沢が結構ありますから、造るときはしっかりと土砂崩れのないように、お金をかけてもいいから、まだ金かけたときには残土捨てるときには1台幾らで取って元を取ればいいわけですから。個人でやるとそういうことはできませんので、ぜひとも町で1日も早く残土捨場を確保していただいて、そして土石流のないようなしっかりした施設を造っていただきたいと思いますが、最後に町長、いかがですか。
    ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 先ほど申したように、熱海の土砂災害で二十数名が犠牲になったということは、非常に行政の条例から何からみんな変えるというか、そういう、県のほうに問い合わせたときも盛土に対する規制はないという条例が福島県外にもたくさんありますから、これをきっかけに盛土の規制、残土処理のほうもなお一層計画的なものが必要ではないかと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうわけで、久慈川の河川も底を取らないとだんだんたまってしまって、捨てるところがないからだめだというふうなことになるとまずいのでございますから、ぜひとも一日も早くそういう残土捨場を確保していただいて、そして久慈川の台風に備えるとかいろんな場面で活躍できるような施設をぜひ造っていただきまして、お願いしたいと思います。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君の一般質問を終わります。 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ただいま鈴木敏男議員の質問の中に、議会で質問したら職を失ったような趣旨のお話があったんですが、もし本当にかのようなことがあるんであれば、これは議会としてもゆゆしき問題だと思うんですが、これは議運の中で検討なされてはいかがでしょうか。     〔「詳細について本人から聞かなきゃならないよね」と言う人あり〕 ○議長(藤田玄夫君) 今、7番議員の鈴木正美君のほうから、9番、鈴木敏男議員の一般質問の中で仕事に対しての妨害があったような話がありましたが、詳細について本人のほうから事実を確認して、またそれで対応していかなければならないとは思いますので、議運というか本定例会の間に方向性が見いだせれば。一応議長預かりで検討させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) それはぜひお願いいたします。 あと、先ほど教育課長の答弁で、教育長不在のときに教育課長が代わって答えるんだという話がありましたが、今、私これ会議規則をずっとそれ以降眺めていたんですが、この、教育委員会の会議規則の中では、「教育長が事故あるときまたは欠けたときは、教育長職務代理者が教育長職務を代理する」というふうに明記しております。この規則との整合性は、先ほどの課長の言葉はどこにおありになるのか。第何章の第何項にあるのか、ちょっとお聞かせいただきたい。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問でございますが、まず第1段として今7番議員さんがご覧になられたもので、教育長不在の時はあらかじめ選任する職務代理者がこれを代理するというふうな規定があるかと思います。もう1個別の規定としまして、教育長に対する事務委任規則というものがございます。こちらの事務委任規則の中で、ちょっとすみません、文言についてはうろ覚えではございますが、教育長が非常勤であるがために今の規定によって職務を代理された代理者が事務を執行することができない場合は、こちらは教育課長が代理するというような文言がございまして、2段構えで委任されているような形になっております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 後で、ちょっと資料のほうの提示をお願いいたします。ちょっと我々議員に配られているのはこれだけなんで、これしか分からないですよ。調べようがないので。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) こちらにつきましては、一度事務局のほうにこちらのほうの説明資料のほうは提出しておりますので、お配りいただけるかというふうに思います。 ○議長(藤田玄夫君) これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日3日目、9月15日の開議は午前10時といたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後2時32分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容13番 大森泰幸1.健康福祉行政について(町長) (1)町民の健康を守り、命を救う行政について ①東白川地方におけるコロナ禍の現状、今後のワクチン接種の見通しはどうなるのか伺う。 ②自宅療養の政府方針の中、町民の命をどう救うか。その課題は何か伺う。 ③町の定期健診の人数はどうであったか。次年度以降の課題は何か伺う。(場所等) ④今後の町の生活支援策を伺う。 2.教育行政について(町長) (1)安心安全でゆとりある学校教育について ①東白川地方の小中学校の夏休み期間短縮が他より前なのはなぜなのか伺う。 ②GIGAスクールの学校支援策を伺う。 ③教育委員会として子供たちの安全安心とゆとりある学校生活をどう考えているか伺う。 3.一般行政について(町長) (1)町づくりの基本方向について ①町中心街の開発と山間地を衰退させない町づくりが重要と思うがいかがか。 ②「まちなかコミュニティ力向上事業」はどうなっているか伺う。(委託業者と取組み) ③「矢祭町過疎地域持続的発展計画」は、矢祭町の今後の町づくりの基本方向としても位置付けられているか、町議会関連組織を含め継続して検討し、実施する必要があるのではないか。 ・集会所の役割と地域拠点の維持の再検討 (定期健診、納税相談地域、高齢者活動ほか) ・中山ニュータウン移住者支援事業への区住民の多様なサポート政策 ④コロナ禍における投票所削減による課題解決、支援策の検討について伺う。 ・山間地域の人口減を食い止める問題、コロナ感染の急拡大を地域(小単位)で防止エリアをつくるなど「町づくり」の視点を含め検討してほしい。 4.防災行政について(町長) (1)ハザードマップに対応した町の事業について ①第一次避難所の検討(山村開発センター)を含む町民の命を守る手立てはどうか伺う。 ②災害復旧は完了しているか伺う。 5.土木行政について(町長) (1)土木事業の年次計画によるすみやかな実施について ①困難な事業はあるか伺う。 ②道路の白線は早急にお願いしたい。22番 片野一也1.観光行政について(町長) (1)矢祭山公園の環境整備と振興策について ①景観伐採の必要性について  矢祭山公園は、奇岩怪石と松のコントラストが美しいことで、その名を知られているが、近年は松が繁茂し、岩肌が隠れ魅力半減と感じる。この対策として、危険性も高く高度な技術が必要と思われるが、計画的景観伐採は出来ないものか伺う。 ②町産業観光中核施設の整備具現化について  観光地矢祭山を将来にわたって維持していくため、矢祭山とともに、町の産業や産品をPR、販売するなど、町の魅力を発信出来る中核的施設が望まれる。JA直売所、ユーパル矢祭などの参入、更には民間資本も視野に入れて、構想を具現化すべきと思うが、考えを伺う。 2.産業行政について(町長) (1)地域おこし協力隊の活動支援について ①地域おこし協力隊が取り組んでいるゲストハウスプロジェクトについての進捗と、これに対して町部局と協力隊員の連携はあるのか伺う。また、地域おこし協力隊員が、地域の産業を学び、地域に根ざす努力を支援していくことは、町産業の後継者不足を求める手立てとして有効であると思われる。新規プロジェクトや創造性ばかりを求めず、育てることで矢祭に人材が集まると思うが、空き家を提供するなど支援策と今後の方針を伺う。 3.土木行政について(町長) (1)国道349号小田川Ⅱ工区先から塙町境までの概略設計の内容について ①去る7月に、国道349号小田川Ⅱ工区先から塙町境間について、概略設計発注との情報を受けた。地元沿線住民としても、これからの要望活動の参考としたいところであり、計画の内容を伺いたい。 (2)道路環境保全のためのコサ切り対策について ①国道をはじめ、県道町道沿いにおける木々が通行に支障をきたし、高野谷地区や追分区などは毎年支障木伐採を行っている。しかし、労力にも限界が見え始め、危険も伴うため、専門の業者に委託することが、道路管理者として最善と思うが、委託制度創設について伺う。 4.一般行政について(町長) (1)主要施策の実施状況について ①令和3年度も半年が過ぎようとしているが、主要施策は順調に進捗しておられるのか。また、事業の見直しなどについて伺う。31番 藤井隆治1.健康福祉行政について(町長) (1)コロナワクチンの接種について ①わが町でも感染者が出てしまったが、この方達のワクチン接種状況・治療状況について、個人が特定できない程度の情報を伺います。 ②8月末までには相当数の町民が2回目のワクチン接種を完了したと思われますが、改めて現在の接種状況について伺います。 ③デルタ株対応について、3回目接種をしている国もあるようですが、それについて、また、町在庫としては余るようなことはあるのか。余った場合どうするのか伺います。 2.防災行政について(町長) (1)久慈川堤防について ①先日、久慈川堤防建設の説明会に参加しました。新堤防が建設されることにより、久慈川に流れ込む支流の堤防が低い天神沢と太子沢は、久慈川の水量が増えた場合に逆流してくる恐れがあると思います。これは町側の対応で、最低でも久慈川堤防と同じ高さまで嵩上げしないと、せっかく立派な堤防ができても意味をなさなくなります。新堤防完成と足並みを合わせて、施工していただけないか、町の考えを伺います。 ②堤防建設に伴う天神沢橋の架替え工事ですが、県南建設事務所の説明ですと、現状幅員のまま北側へ移設し、長さが128mになるだけとのことですが、町の協力があれば、道路幅を広げることができるとのことです。なんとか車2台がすれ違える橋に拡幅していただきたいが、町の考えを伺います。また、県道までの取付道路は橋からの距離が短いため、南側に向けた道路になるようですが、北側に向けた道路も設計してもらえれば、関岡方面の住民は中学校や商店へ来やすくなりますので、計画をお願いしたいです。もしくは、東橋接続部のような扇形にするのも1つの方法です。まだ計画中ですので、より便利になるよう完成前に検討していただきたいのですが、町の考えを伺います。 3.土木行政について(町長) (1)踏切の拡幅について ①山野井地区には自動車が通れる踏切が3箇所ありますが、なぜあのような狭い踏切のままなのでしょうか。今はまだ交通量が少ないですが、天神沢橋完成とともに交通量は増えてきます。工期も予算もあまりかからないと思われますが、なぜJR側は住民の不便さに協力・改善しないのでしょうか。分かる範囲で回答願います。 ②時代に合った幅の確保について町の考えを伺う。 ③実際に桃ノ木の踏切は広げることができていますので、広げられるように交渉していただきたいのですが、町はどのように考えているか伺います。 4.農政行政について (1)休耕地の活用について ①地域の方々のご協力により、季節ごとに綺麗な景色が広がっている地域があります。休耕地となる原因は働き手が減っていることだけではなく、道が狭く、行き来に不便なので、その地域で農作業をする人たちが減ってしまっています。休耕地対策でせっかく花を咲かせても、見てくれる人がいません。道路があれば、戸津辺の桜のように、観光客がやってきます。現代の農業環境も大型機械で大量生産するという時代になっています。現状では急勾配の狭い道があるだけですので、そこまでの大型農耕機が行けるルート開発について、町の考えを伺います。48番 鈴木 一1.教育行政について(町長) (1)通学路の安全対策について ①毎年通学や下校途中に児童が巻き込まれる交通事故が発生しており、今年も6月に千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、5人が死傷した事故がありました。国は通学路の安全を総点検するように全国に通知されていますが、町の通学路点検と安全対策の考え方をお伺いします。 (2)通学児童のヘルメット着用について ①通学路での安全確保の1つになるヘルメットの整備が必要かと思います。地震災害時に頭の保護や多目的の利用が可能とするヘルメットだと思いますが、町の考えをお伺いします。 (3)コロナ禍の新学期(2学期)の予防対策について ①新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大が止まらない中、小中学校は2学期が始まっています。感染力の強いデルタ株が拡大し、子供達にも広がりが見えます。文科省は高校などに抗原検査の簡易キットを配布する対策を追加しておりますが、子供達の学校での安全をどう守っていくのか町の考えをお伺いします。 2.防災行政について (1)新防災・ハザードマップ(備え)について(町長) ①浸水想定区域については、千年に一度の想定最大規模で降雨量616mm/48時間降雨マップですが、久慈川周辺は浸水深5m~10mがほとんどで、一部10m~20m未満があり大半の住宅が浸水し水没します。この中に指定避難所保健福祉センター、矢祭小学校体育館、山村開発センター、ユーパル矢祭、高城構造改善センターがあり、土石流警戒区域内には矢祭中学校体育館、大ぬかり地区多目的集会施設の指定避難所もあります。また、急傾斜特別警戒区域内には茗荷地区多目的集会施設と矢祭町役場、浸水災害にも役場は遭いますから、庁舎の移転も考える時期かとハザードマップから見えてきますが、町の考えをお伺いします。59番 鈴木敏男1.教育行政について(町長) (1)教育長人事について ①先の教育長は1カ月も経たないうちに健康上のためとして退職してしまいました。町では把握していなかったのか伺う。 2.福祉行政について(町長) (1)コロナ禍における老人ホームでの面会対応について ①面会に行っても場所が悪く、会話ができないような状況なので対応について伺う。 3.土木行政について
    (1)建設工事における残土捨場について ①土木工事で発生した残土を処分した土捨場について、町ではどのくらい把握しているのか伺う。 ②町で管理する残土捨場は出来ないのか伺う。...